2011年9月28日水曜日

[ms:6] スフレみたいなコーンブレッド

Chedder-Corn Spoon Bread (スフレみたいなコーンブレッド)

実家に帰った際、古くなったコーンミールを発見。
そろそろオーブンで焼いた温かいメニューが恋しい時期なので、マーサのレシピを紹介します。
メレンゲを立てて焼くふわふわのコーンブレッドです。

材料:
バター 8g+お皿に塗る分
牛乳 240cc
コーン(缶詰でも冷凍でも生でも) 120g
コーンミール 55g
チェダーチーズ(おろしたて) 60g
塩 2g+ひとつまみ
卵 大2個(140gくらい相当)
カイエンペッパー 少々






作り方
1.オーブンを200℃に予熱する。パンを流しいれて焼くお皿にバターを塗っておく。
(パウンドケーキより若干大きめに焼きあがります。900ccくらい?)


2.中サイズの鍋にバター、牛乳、コーン、コーンミール、カイエンペッパー、塩を入れ、火にかける。
沸騰したら中火に落として3分くらい混ぜる。
そうしているうちにコーンミールが水分を吸って硬めの生地になります。


3.火からおろし、チーズを入れる。
チーズはおろさず細かく切るのでも大丈夫だと思います。ちゃんと混ぜるのが大切です。


4.15分くらい冷やしてから卵黄を混ぜる。


5.ボウルに卵白と一つまみの塩を入れ、メレンゲを立てる。4に1/3程度メレンゲを入れ、しっかり混ぜる。
残りのメレンゲを混ぜる。
(最初の1/3で生地をゆるくすることで、残りのメレンゲの泡がつぶれずふんわり混ざります)


6.オーブンを190℃に下げ、25~30分焼く。
表面がきつね色になり、でも中はふわふわっていうくらいがいいです。


7.5分くらい置いてからサーブする。




こんな感じに焼きあがります。
スプーンですくうと…




こんな感じ。
しゅわしゅわふわっです。


チーズの塩気があるので、塩入れなくていいんじゃないかという気もします。
有塩のバターを使ったりしたら、もう絶対入れなくていい。
(メレンゲの泡立ちをよくするために入ってるのかもしれないけど、そんなに泡立てるの大変なほどの卵白の量でもないし…)


で、味ですが、卵×チーズ、コーン×チーズ、卵×コーン、全部おいしい組み合わせなので
3つ全部入った味はおいしいです。
でもオムレツじゃなくてスフレっぽくなってるところがおしゃれ。
コーンミールが入っていますが、主食になるほどではなく、おつまみっていうほうが近いかも。
でも冷めてもおいしいから朝ごはんにもなるよ♪


ごちそうさまでした!

[ms:5] なすときのこのピーナッツソース

Steamed Eggplant and Mushrooms with Peanut Sauce (なすときのこのピーナッツソース)

カリスマシェフ…じゃなかった主婦、マーサ・スチュワートのレシピです。
もともとの作り方は、野菜を蒸したり(夏場は暑い)たれは一気にからめたり(適当)してるんですが、
現代日本人らしい感性(?)で「電子レンジ使って手を抜きつつ調味は丁寧に」作ってみました!

材料
日本のなす 300g
しいたけ 150g
わけぎ 8本くらい…お好みで、もっと入れてもいいかも


ドレシング
ピーナッツバター(甘みのないもの) 大1=17~20gくらい
米酢 大1
醤油 10cc
しょうが おろして10cc=8gくらいのサイズ
砂糖(色が付いているもの。きび砂糖とか) 10cc




1.ドレシングを混ぜておきます。
ピーナッツバターが硬いようなら耐熱容器に入れて20秒程度レンジにかけ、柔らかくします。
少しずつお酢でのばすようにして混ぜます。
醤油、しょうが、砂糖を混ぜます。


2.本では、少ない水で鍋で野菜を蒸し煮にしてました。
今回はシリコンスチーマで野菜ごとにレンチン。
まず2.5cmの厚みに輪切りしたナスに少量塩を振り、2~3分レンジで加熱します。
熱いうちに容器から出し、たれの半量ほどと絡めておきます。
加熱したときに出る水分は入れないように。


次に、軸を落として1/2~1/4ほどに切ったしいたけを加熱します。
1分30秒くらいしたら5cmの長さ程度に切ったわけぎも入れて一緒に30秒ほど過熱します。
わけぎは加熱せずに他の野菜の熱で火を通してもいいと思います。
加熱が終わったらなすと混ぜ、残りのたれを絡めます。
熱いうちのほうが味が染みるので、冷めるまで何度か混ぜるといいでしょう。

できあがり♪(ちょっと絵的には地味です)


調味料、かなりありふれたものの組み合わせなのにちょっと新鮮なおいしさでした。
ピーナッツバターって意外と使いまわしがききますね。
肉にも野菜にも便利な調味料です。
そして、そこに生姜が入ってるのがいい感じです。
ピーナッツバターのこってりした味をスパイシーに引き締めます。
具材は蒸した野菜ばかりでかなりヘルシーなので、けっこういっぱい食べられます。
つまみにもよい感じです。


ごちそうさまでした♪

2011年9月16日金曜日

チャリティお菓子。

5月のチャリティイベントに味をしめ、またお菓子販売しました。
今回は、チャリティのイベントじゃないんですが、
一応「収益は寄付します」という告知で、細々と売ってみました。



今回のイベントに参加する人に合わせて、
①お母さんが子供に安心して食べられる、甘さ控えめなお菓子
②マクロビアンの方もそうでない方も食べられるお菓子

というコンセプトで、かぼちゃ&豆乳プリンと、雑穀クッキーを作りました。

今日も暑かったので、冷たいお菓子のほうが評判がよかったです。
私はクッキーのほうが「なんかすごくおいしい!」って思ったんだけどな。

豆乳を使った冷菓は作ったことがありましたが、マクロビ対応のクッキーは初めて。
初めてだけど、バターや卵を使ったお菓子と比べてコツもあまりなく、
アバウトな分量でもおいしく焼けました。

クッキーの材料、大したレシピじゃありませんが、メモも兼ねて書いておきます。



材料
全粒粉 60g
オートミール 70g
きなこ 30g
甜菜糖 40g
菜種油 45g
豆乳 40g


作り方
1.粉類、甜菜糖をボウルに入れる。
ダマになりそうな粉がほとんど入ってないので、ゴムべらで均一になるまでガシャガシャ混ぜておけば大丈夫です。
洗う手間をいとわない方は泡だて器のほうが素早く混ざります。

2.菜種油を1に混ぜる。全体に完全に混ざりきるほどの量は入れないので、だいたい混ざればOKです。

3.豆乳を入れ、切り混ぜて、ひとまとまりにする。
グルテンが出ちゃうような粉がほとんど入ってないので、切り混ぜとは言ってもほんとに気にしなくて大丈夫です。
水分が少ないので、しっかりひとまとめにしないと成形するときポロポロするので、それだけは注意です。

4.5mmの厚さに伸ばし、適当なサイズに切る。
私は「これって朝食にできるかも♪」と思って16等分くらいが好きなんですが、一口サイズにすると40個くらいできます。

5.190℃に予熱したオーブンで、小さいのなら17分くらい、大きいのなら20分くらい焼く。
こんなに小さくて薄いのにこんなに焼くの?って感じですが、
バターが入ったクッキーみたいな「さっくり♪」な食感じゃなくて、
水分が十分に飛んで「ざっくり♪」な食感を目指すので、しっかり焼きます。


できあがり♪
クッキーのレシピなのに写真はかぼちゃプリンしかなくて変な感じですが…
まあ、なんの変哲もない見た目のクッキーですよ。

油も砂糖も控えめだし、がりがり食べてるとけっこうおなかがいっぱいになります。
腹持ちいいです。
朝ごはんにもおすすめ♪

[ms:4]ローズマリーのミートボール

マーサのレシピです。

作り方も簡単だし、いわゆるオーソドックスなミートボール(玉ねぎ無しハンバーグ?)みたいなものなんだけど、
レモンピールが入るのがちょっと変わってるなと思って作りました。
例によって出来上がり量が半端じゃないので、減らしました。


材料
合びき肉 200g
日本のパン粉 70g
卵 30g
にんにく 1/2片
フレッシュローズマリー みじん切りにして小1/2くらい
オリーブオイル 大1/2
レモンの皮 すりおろして大1/2
レモン果汁 大1/2
塩 小1/4
こしょう 少々


基本のトマトソースまたは市販のトマトソース 1と1/2カップ
(基本のトマトソースについては下に書きました)






作り方
1.オリーブオイルとトマトソース以外の材料をすべて混ぜる。
こねてはダメで、材料が混ざりきればそこで止める。


2.6~8等分し、フライパンで焼く。表面がきつね色に焼ければOK。
ミートボールなので平べったいのもちょっと…と思いますが、
まんまるだと焼きづらいので、円柱っていうか「ハンバーグの厚み2倍」みたいな感じがいいかも。


3.フライパンを奥に向かって傾け、そこにトマトソースを入れる。
強火にし、沸騰したら中強火にする。


4.ミートボールの中に火が通るまで、8分程度煮る。


5.皿に盛り、飾り付けにローズマリーの葉(分量外)をのせる。





基本のトマトソース…
マーサの本の巻末に載っていました。
ほんとに基本的なもので、にんにく、玉ねぎを炒めてトマト缶、ドライオレガノ、それと塩こしょうを入れて煮詰めただけ。
特に特徴もないので普段作ったり買ったりしているものでいいと思います。
書いてある通りに作ると1.5kgくらいできてしまいます。
大きい冷凍庫をお持ちの方はそれくらい作り置きしてもいいと思いますが、あんまり日本向きじゃないよね。






できあがり♪


ほんとにちょっとしたことなんだけど、レモンの皮と果汁が入っているだけで、
なんとなくおいしさがアップします。
トマトソースに絡めてしまうので、トマトソースもちょっと酸味があるし
「レモンだ!」って感じではないんですが、なんかおいしいの。
ローズマリーを刻んで入れるのもいいです。
パン粉がちょっと多すぎじゃない?って思ったんだけどこれはこれでアリだなって感じです。
ふわっとして食べやすい。
あとね、日本でよくあるサイズ(イシ○のおべんとクンみたいな)より相当大きいので、
メインディッシュとしても見栄えがしていいと思います。



ごちそうさまでした!

2011年9月3日土曜日

[nl:10]ナイジェラの、基本のパン

the Essential White Loaf (ナイジェラの、基本のパン)


オーブンの利用をずっと控えてましたが、私、気付いてしまいました…
これだけくそ暑いと(失礼)、予熱にかかる時間がめちゃくちゃ早い!
多分冬場の半分くらいで予熱完了してます。

さらに、発酵もお日様パワーでぐんぐん進みます。

ということで、「たまにはオーブン使ってもいいよね」と言い訳しつつ
(ほんとは手作りパンが食べたいだけ)
電気を使ってもよさそうな21時、ナイジェラのレシピでパンを焼くことにました。

potato breadでもじゃがいもをゆでた水を使いますが、このessential white loafはじゃがいも自体を混ぜずに水だけ。

そこが面白いので、オーソドックスな配合のパンに見えたけど、作ってみます。



材料(半分程度のサイズ)

強力粉 225

イースト 3g

塩 小1/2 (じゃがいも水のしょっぱさに応じて加減する)

じゃがいもを茹でた水、もしくはあたたかい水 だいたい155g

バター 10g



じゃがいもを茹でた水とは、皮を剥いたじゃがいもを塩ちょっと入れてゆでたときのゆで汁。                 

じゃがいもがちょっと溶けだしているのです。

ない場合は、「マッシュポテトの素」を買っておいて大さじ1くらい混ぜるといいらしい。

マッシュポテトの素はそんなにほしくないので、じゃがいもを茹でたときの水を保存しておいて

パンを捏ねるのに使ってみます。
(昨日はポテトサラダでした)
じゃがいものでんぷんが、「時間が経ったパンが古ぼけた味になるのを防ぐ」そうです。

それって…片栗粉を入れるのとは違うのかしらん?
まあいいや、なんとなく片栗粉よりおいしさや栄養も溶けてそうだし、エコってことで♪



作り方
1.小麦粉、塩、イーストをボウルに入れ、水を加える。べたべたな感じでOK.

2.バターを加え、混ぜる。

3.こねる。小麦粉が足りなければ足す。

実はナイジェラのレシピでは小麦粉はもっと少なめです。

「ペタッとする場合はもっと小麦粉が必要。そしてたいていもっと必要になるの」ってナイジェラは言うけど、

じゃあ最初からある程度材料に見込んでおいてよと。

けっこう捏ねあがってきちゃってから足すの大変だし。

で、ちょっとレシピを検証してみましたけど、やっぱり元レシピは水分多かったのです。

なので、強力粉を最初からちょっと多めに設計しなおしてみました。

もちろんその日の湿度や小麦粉の具合なんかによってさらに微調整は必要だと思いますが、
このくらいでだいたいいけると思います。


4.あたたかい場所で1~2時間、または冷たい場所で一晩発酵させる。大きさが倍くらいになるまで。

寒いところで一晩置いたけど「発酵もうちょっとしてほしい…」っていうときは、暖かい場所に移してね。

5.パンチング。

6.オーブンを220℃に余熱しつつ、生地をローフの形にするなりローフパンに入れるなどして30分ほど二次発酵させる。

7.上に強力粉を茶漉しで振って22分ほど焼き、たたいて虚ろな音がすれば焼き上がり。ワイヤラックで冷ます。


できあがり♪

ちょうどいいサイズのローフ型は持っていないので、食パン型で焼きました。




じゃがいものゆで汁と言ってもたっぷりの水にひとつまみの塩しか入れなかったので、

材料の塩は調整しませんでした。

塩が少なすぎるパンはまずいし。





ほんとにオーソドックスかつリーンなパンで、大きく焼くのでサンドイッチなんかにもよさそうです。


切ったところ。






夜に焼いて、翌々日の朝まで冷蔵庫に入れなかったけど(夏なのに…)
切ってトーストしたらおいしかったです。
ジャガイモパワーなのかはわかりませんが。


ごちそうさまでした!