2011年4月28日木曜日

[ms:1] レモンバター味のアスパラガス

Asparagus with Lemon Butter (レモンバター味のアスパラガス)

今日は、martha stewart(マーサ・スチュワート)の本に載っていた1品を作ってみました。

マーサは日本では「アメリカ人カリスマ主婦」と紹介されています。
料理やら室内装飾やらの本をたくさん出していて、テレビにもよく出ているので、
実は「単なる有名人」くらいの認識しかなかったんですが、コストコで売ってる料理本を見たら面白くて、
値段も安めだし、1冊買ってみようと思ったのです。

で、本に載っている中で比較的簡単そうな料理、
今日作ったのが、春野菜のサイドメニュー、レモンバター風味のアスパラガスです。
まず、分量にびっくり。
アスパラガスを4人分で700gくらい使ってる!
日本で売っているアスパラガスは、1束で150gくらいが普通だと思います。11束以上・・・
それにしては、レモンの分量が少ないなぁ・・・ということで、
アスパラを2束使って、まず「これくらいは大丈夫でしょ」とレモン果汁を増やし、
さらにちょっとずつ分量を増やしながら、作ってみました。
説明は海外の料理本の例にもれずあまりにもざっくりとしていたので、補足して書いてみます。


材料
アスパラガス 300gくらい
バター 5~10g
レモン果汁 大さじ1
レモンの皮 レモンの1/4くらい


作り方
1.まず、アスパラの下処理をします。
よく「根元から○cmを切り・・・」と書いてありますが、私が母に習ったのは、
「両端を持ってぽきっと折る」という方法。
それだと、硬い部分とやわらかい部分がちょうど分けられます。
硬い部分は皮が硬いだけなので、皮をむけば美味しく食べられます。
やわらかい部分は短く切らずにそのまま長く使いましょう。
長いままゆでたほうがおいしいよ!


2.レモンの皮は、なるべく薄くむきます。そして細切りにしておきます。


3.アスパラをフライパンで少量の水でゆでます。アスパラはすぐに茹っちゃうので、多分それでOK
硬めに湯だったら、お湯を切ってフライパンに戻します。
バターとレモン果汁、レモンの皮を加えてからめます。
塩こしょうで味を調えます。


できあがり♪



レモンとバターって平凡な材料同士ですがとても相性がいいし、
レモンの皮のさわやかさがアスパラガスとぴったりです。
長いままでゆでることでアスパラの味が逃げず、
こんなシンプルな味付けでもおいしいのです。


春のすがすがしい一品でした。ごちそうさま! 

2011年4月26日火曜日

[nl:4] じゃがいも生地のパン

potato bread (じゃがいも生地のパン)

桜の季節は終わりましたが、春の花々が色々に咲いて、
ふだん植物に興味がない私にも楽しい季節です。

横浜公園のチューリップ祭は17日まででしたが、様々な種類があるせいか
その後も次々に咲いています。

今日は通りかかっただけなので、公園の外からの写真しかありませんが、おすそわけします。





さて、今日はパンのレシピを紹介します。

友人の実家にお邪魔したとき、朝ごはんにでてきたパン。
それは近頃ではずいぶん有名になった湯河原のパン屋さんのもので、
じゃがいもが生地に練りこまれていてとてもおいしかったのです。
自分でも似たようなものを作ってみたい♪と思っていたら、このレシピを発見しました。
湯河原のパン屋さんのものは食べたのが2年以上前のことなので記憶はかすかですが、
「多分ハード系のパンだったはずだからまるで同じにはならないだろう」と思いつつ作ってみました。

材料(作りやすい分量)
ゆでたジャガイモ 150g
強力粉 260g~
塩 5g
ドライイースト3gまたは生イースト小1と1/2
ギリシャヨーグルト 小1と1/2(ヨーグルトで代用)
ジャガイモをゆでた水(ぬるま湯) 150cc

ギリシャヨーグルト、最近ではだんだん日本でも有名になってきている食材ですが、
いつも手に入るとは限らない。
「普通のプレーンヨーグルトを半量になるまで水切りしたもの」で代用できるようですが、
今回のレシピは水分の材料に占めるパーセンテージがアバウトなので、
「ナイジェラのおおざっぱレシピだし、そのままでいっか♪」と思い、水切りせず使いました。

作り方
1.ジャガイモをゆでてマッシュする。そこに強力粉、塩、イーストを入れ、混ぜる。

2.ヨーグルトをいれ、そこに少しずつ水を入れていく。
(もしジャガイモをゆでた水に塩が入っていても、やっぱり1で塩を入れる)

3.まとまってきたら捏ね始める。
ジャガイモに含まれる水分の量によって小麦粉が足りないこともあるので、
様子を見ながら適宜強力粉を足してください。

ナイジェラは240gで捏ね始めてそこにだいたい80gくらい足すらしいです。
今回私は水分の多いジャガイモで作りましたが、そこまで足さなくてもいいんじゃないかなぁと思い、
+20gにしました。
それで最初から260gと書いた次第です。
水分量が多いほうが、じゃがいも入りのパン本来のもちもち感がより楽しめそうな気がして。

4.こねあがったら(決してしっかりつるっとはならないけど)ボウルに入れてラップして、
温かいところで1時間とか涼しいところで一晩とか、とにかく2倍の大きさになるまで一次発酵。

5.パンチをいれ、好きな形にする。

6.オーブンを220℃に予熱し始める。パンをオーブンシートを敷いた天板に載せ、
濡れ(てない?)布巾をかけ、30分ほど置く。

7.生地が2倍ほどになっていれば、オーブンに入れて20分ほど焼き、190℃に下げてさらに10分焼く。(焼けたかどうかはパンの下をたたいて鈍い響きがするかで判定)

8.焼けたらオーブンから取り出し、ケーキクーラーで冷ます。




できたら(夜中ですが)さっそく試食です。
思ったとおりにもっちりの生地。
たしかに塩がちゃんと効いてたほうがおいしいみたい。
ハーブを入れてもおいしそうです。



今回、試しに2つに分割し、片方に強力粉をふるって焼いてみました。
味はそんなに変わらなかったなぁ。
霧吹きもすればもう少し違ったかもしれませんが、そもそもハード系のパンではないしね。

でも、とにかくおいしくいただきました♪



2011年4月21日木曜日

[nigella lawson3] スパイスたっぷりアメリカンクッキー

Snickerdoodles (スパイスたっぷりアメリカンクッキー)

Snicker doodlesは、アメリカの定番クッキー。
面白い響きの名前・・・スニッカードゥードゥルズとでもカタカナでは書くのかな?
だけど、特に意味はないみたい。
・・・というか、調べてたら19世紀ニューイングランドが発祥らしく(けっこう歴史あるお菓子なのね)
語源がいろいろ説があって謎のようです。

スペル的には、「おなかが空いたらス○ッカーズ♪」と同じです(このCM、古すぎ?)

意味はとにかく、声に出してみると楽しい名前だし、味も気に入りました♪
周囲にも好評で、もう何度か作っています。

シナモンシュガーを上に振りかけて焼くのが特徴で、だから表面はさっくりが共通なんだけど、
全体的にクリスピーなのか、中はしっとりなのかは個人の好みによってバリエーションがあるみたい。
わざとコップの底とかでぺったんこにするレシピもありますが、
ナイジェラのレシピはころっと丸めた生地をそのまま焼きます。
焼いてる間に広がって、小さい「甘食」的な形(わかる?)になるの。
なので、表面はさくっとして、中はしっとり。

ちなみに、定番クッキーだけあって、コストコにも同名のクッキーが売ってるもよう。
会員だけど、買ったことありません・・・だって・・・飽きそうじゃない?甘ったるくて。大量で。
でも、このレシピは甘さもほどよく、スパイシーなシナモンの風味で飽きることなく食べ切れますよ♪




材料                                      
薄力粉 200g        
粉末のナツメグ 小さじ1/2    
ベーキングパウダー 小さじ3/4      
塩 小さじ1/2                    
バター100g(室温に戻す)             
グラニュー糖70g+ふりかけ用大さじ2(=26g)   
卵 大1                           
バニラエクストラクト 小さじ1         
シナモン 小1                    

1.オーブンを180℃に余熱。
2.小麦粉、ナツメグ、B.P.、塩を混ぜておく。
3.ボウルでバターをポマード状にして砂糖とほんわりするまで混ぜ、卵とバニラを混ぜる。
4.2を混ぜる。
5.バットに砂糖大匙2とシナモンを広げ、生地を指でくるみサイズに丸めたものを転がして表面にまぶす。
6.15分焼き、オーブンから出し、1分待ってから天板からケーキクーラーに移す。



           
↑焼けたところ。甘食みたいじゃない?

2011年4月20日水曜日

[nigella lawson2] ねっちりチョコレートケーキ

Gooey Chocolate Stack (ねっちりチョコレートケーキ)

さて、ナイジェラのお菓子の2つ目は、チョコレート菓子♪

イギリスはチョコレート発祥の国。
そのせいなのか、イギリス人はチョコレートが超~~好きです。
女性や子供だけじゃなく、男の人も好きな人が多い。
ちょっとした休憩時間にチョコバーをぽりぽり。
スーパーに行っても「お菓子コーナー=チョコレートコーナー」なんじゃないかと思うくらい、
すごい種類のチョコレートが売ってます。

でも、あちらの国のお菓子って(イギリスとかアメリカとか)、異様に甘ったるいものが多いんだよね~。
チョコレートなんかも、初め食べたときは「歯が溶ける~!」って思うくらいの砂糖っぷり。
ところが、しばらくすると、その甘ったるさがやめられなくなってくる・・・。
その甘さがイギリスのチョコ菓子の特徴・良さとも言えるので、



今回レシピそのままで作ってみようかずいぶんためらいました!
だけど、日本にいて日本の食べ物の味に慣れた状態であのゲロ甘なものを急に食べても、
イギリスで食べるほどには手放しでおいしいとは言えない気がして…
レシピの砂糖の量を見たら全くその通りに作る勇気が持てず、
結局「日本でおいしいイギリス菓子」という着地点を求めてレシピをいじりました。


さて、Gooeyは、べたべたした甘ったるい感じを表す言葉。
その名の通り、ねっちょ~! って感じの食感のお菓子です。
やっぱり甘い!
これぞイギリス!
かつてbetty crockerのブラウニーミックスにハマっていた私としては、大満足の食感です。

でも間にはさまっているクレームパティシエール(カスタードクリームのことです)がそれほど甘くなくて、
それでバランスが取れてる感じ。
さらに、今回は日本のショートケーキじゃないですけどフルーツのさわやかさで勝手に食べやすくしてみました。
今の時期はかんきつ類がたくさん出回ってるし、使わないともったいない!

ちなみに・・・全体的に半分にしてありますが、
全量(つまり記載の倍量)で作ってもチョコ好きなら多分大丈夫!


☆メレンゲディスクの分量
卵白 3
砂糖 50g
ココア 大1と1/2
赤ワインビネガー 小1/2

☆クレームパティシエール(半量にしてありますが、余るかも・・・でもおいしいので他のことに使っても♪)
卵黄 3
砂糖 30g
ココア大1
All purpose 大1
牛乳 150g
クリーム 150g
とかしたチョコ 50g
バニラエクストラクト 小1/2
ピスタチオ 小1
(ネーブル 1個)

1.        オーブンを120度に加熱する
2.      オーブンシートに半径7cmの円を3つ描いておく(この円の中に生地を広げます)
3.      卵白と砂糖をメレンゲにし、ココアとビネガーを混ぜる。
4.      生地を3つの円の中に広げ(きれいな円にならなくてもOK!)、50分焼く。
5.      オーブン内でしっかりさます。(時間がかかるので前日に焼いてもOK
6.      卵黄と砂糖をすりまぜ、そこに小麦粉とココアをふるい入れて混ぜる。
7.      鍋に牛乳とクリームを沸騰するまであたため、卵黄のボウルに少しずつ入れながら混ぜていく。感じとしては、ちょっと入れて混ぜ、またちょっと入れて混ぜ、全体にゆるくなってきたら残り全部混ぜる。
8.      全部を鍋に戻し、中弱火にかけ、ふつふつしてくるまでしっかり混ぜながら加熱。
9.      さます。
10.   ディスク、クリーム1/3、ディスク、クリーム1/3…と繰り返す。ネーブルを使う場合は、クリームの上に少量ずつ果肉をのせる。
11.      一番上に、ネーブルを載せ、ピスタチオをふりかける。




2011年4月18日月曜日

[nigella lawson1] madeira cakeその2。

前回失敗した(おいしかったけど!)のマディラケーキ・・・
レシピを最終的に2/4に書き直した後に作りなおしていませんでした。

理由は、試食係の方々に、毎度同じようなものばかりお出しするのが申し訳なかったから(笑)

他のレシピをせっせと試作していたのでした。

でも、気がつけばもう2ヶ月以上経過しています!
ということで、今日、これから再び下記のレシピで作りなおします。



材料
バター 100g
砂糖 70g
レモン半分のゼストと果汁
卵 Mサイズ2個
薄力粉 125g
B,P 2g
塩小1/4

作り方は前回と一緒。
・・・だけど、前回、「卵を1個分ずつ入れる」という方法でやった覚えがないのよねぇ。
1個いきなり入れるのなんて無理・・・日本人らしい細やかさ、というよりたんにビビリの私は、
2個の卵を溶いておいて、3回に分けて入れました。
卵1個と小麦粉を一緒に入れる理由は、多分分離してしまわないためだと思うけど、
分離も織り込み済みで小麦粉入れて解決するより、最初から分離させないほうが、なんとなくいいかなと。
それと、前回は40分で焼けました。
なのでそこも修正。






1.オーブンを180度に余熱
2.バターを室温に戻す→砂糖とすりまぜる→レモンゼストを入れる→卵を3回にわけて入れる
3.小麦粉を混ぜ、レモン果汁を入れる。
4.生地を型に入れる。砂糖をふりかける。 40分程度焼く。

今は、ピーク時にできるだけ電力を使わないよう、オーブン使用は22時以降にしています。
と言っても、もともと我が家は夕ごはん開始が0時過ぎなので、全然問題はないんですが。
夜中にお菓子作りをするのは学生時代以来で、なんだかウキウキします。




23:19、焼けました♪
(夜中なのでちゃんと写真撮れてなくて、色味がおかしいですけどそのままアップしてしまいます)


でもこれからケーキを冷ましつつ、ごはん作りとお風呂です。
写真だけは撮ったけど、テイスティングはごはんの後♪
ということでまた次回にでも。



・・・と思ったけど、
追記:
1つのケーキであんまりひっぱりすぎだと思ったので、感想を。
やっぱり分量間違えてるのとは全然味が違いました(笑)
砂糖の分量が少なめなんだけど、上にふりかけてあるのでバランスがいいです。
そして、中に入っている量が少ないので、卵とレモンの味が直球で来ます。
振りかけた砂糖のしゃりしゃり感もいいです。
焼きたてを食べたのでしっかりしながらしゅわっと軽い食感ですが、明日食べたらまた違いそう。






2011年4月17日日曜日

[nigella lawson1] 義母のレシピのマディラケーキ


では、記念すべきレシピの第一号は、もっともオーソドックスなバターケーキの紹介です。

My mother-in-law’s Madelia cake(義母のレシピのマディラケーキ)
マディラケーキ(マデラケーキ)ってそもそも何?から説明すると(私も知らなかった。食いしん坊の名折れ!)
まず、マディラ酒っていうのがあるよね。
ポルトガル領マディラ島で作られているワインの一種なんですが、
ブランデーケーキのノリでマディラ酒が入っているポルトガルのケーキ・・・ではありません!
イギリス伝統のお菓子で、マディラ酒に合う味ってことでこの名が付いたのでした。
パウンドケーキの型的なもので焼くので味も似ていそうだけど、ググってみると、もっと素材の味を感じるような(特に卵?)、ちょっと違った食感のケーキらしい。
食べたことないもの再現できるかしら・・・

材料の説明。
Self-rising flourとは、外国でよく売ってる「勝手に膨らむ小麦粉」という意味です。
ベーキングパウダーと塩がすでに入っているんだ。
入ってないのはall purpose flour(全用途に使える小麦粉)という名前で売っている。
All purpose 240cc(115g換算)にベーキングパウダー小さじ1と1/2、塩小さじ1/2を入れるとself risingの代用になるらしい。
それにしても最初から塩が入ってるってどういうことよ。
で、肝心のall purposeですが、日本で言うと中力粉のことです。
薄力粉はcake flourとして別に売られている。
中力粉っていうのは薄力粉よりグルテンが多いわけなので、ふんわりしたケーキには不向きなのだけど、
まあどっしりしたイギリスっぽいケーキならいいのだろう。
とりあえず、容積を重さに換算してみると・・・

材料
無塩バター 207g
砂糖95gとふりかけ用に大さじ2 
レモン1個分のゼストと果汁(ゼストとは、皮をおろし金でおろしたもの)
卵 大3
Self-rising flower 153g+All purpose 115g 


ん・・・なんか、でかくないか!?
普通に日本で使ってるパウンド型は18cmくらいの長さで、バターも小麦粉も100gずつくらい。
でも考えてみたらパウンドケーキは小麦粉やらバターやらを1パウンドずつ使って作ったことが名前の由来になっている。

google先生に聞いたところでは1 pound = 453.59237 グラムだから、けっこうでかい。

(その後wikipedia先生に聞いたら、それだとやっぱり大きすぎるから、材料の比さえ合っていればいいらしいんだけど)

とにかく、言いたかったのは、日本で一般的なパウンドケーキのサイズっていうのは別に「正しいパウンドケーキの大きさ」ってわけではなく、単に日本では適量なのがあのくらいサイズってことなのねということ。

なので、私も材料比をそのままに、日本的サイズに直してみます。

18cmの長さのパウンド型だったら、このくらい。

 

バター95g
砂糖50g+ふりかけ用の大1
レモン半分のゼストと果汁
卵80gくらい
小麦粉180g
BP小1
塩小1/3
で、オーブンの温度は華氏で表示されているので、ン十年ぶりに摂氏に計算したところ、176℃とのこと。
オーブンの具合によって調整するがよろし。
ちなみに我が家のオーブンレンジは多分高いほうにしたほうがいい。
でも実家のビルトインのオーブンは予熱不要?っていうくらい熱の立ち上がりもいいし保温に優れているので、
実家で焼くときは170℃、場合によっては160℃でもいいかも。
で、小さな型で焼く分表面が大きくなって熱の伝わりが早くなるので、早めにオーブンから出すことにする。

1.オーブンを180℃に余熱
2.バターを室温に戻す→砂糖とすりまぜる→レモンゼストを入れる→卵を1個分ずつ小麦粉大1とともに入れる
3.残りの小麦粉を混ぜ、レモン果汁を入れる。
4.生地を型に入れる。砂糖をふりかける。 1時間(または焼けるまで)焼く。



で、焼いてはみたものの、計算間違いを発見!
卵のLサイズは70gくらいあるのに、適当に考えてた・・・
あと、ちょっと塩が勝ちすぎている・・・
ということで、次回、修正&改良編を書きます。

(修正&改良編はこちら




✿  ✿  ✿  ✿  ✿  ✿  ✿  ✿  ✿  ✿  ✿  ✿
4月17日の追記。
これ書いたの、前回も書きましたが1月だったんです。
そして、卵の計算が間違ってるって書いてありますが、実際にはもっと大量に間違ってました。
算数が苦手なもので・・・
日本の計量カップの容積を使った容積重量比較の表はネット上でいくつか見つかったんだけど、
計量カップのサイズの差も考慮してたら間違えました。
「とりあえず、容積を重さに換算してみると・・・」とかさらっと書いてみたけど、
そのウラには大量の計算ミスが・・・
で、なんだかんだでこのケーキ、月をまたいで2月も作りなおし、3回くらい作ってます。
そのたびに失敗作を食べされられるダーリンとその同僚たち・・・
そんな経緯から、どうしても載せたかった記事なのでした。

海外お菓子本を使うにあたって。

これからたまに、Nigella Lawson(カタカナ表記ではナイジェラ・ローソン)というイギリスのセクシーな料理人のレシピを紹介したいと思います。
前回書いたように、計量の仕方や分量などを、日本にいる日本人(つまり私)にあわせて練り直してあります。
なので、「真にアメリカンな味が食べたい!」という方には向かない配合になってます。
そういう方は本を買って読んでね♪
で、まずは1ページ目のオーソドックスなパウンドケーキから♪
注記:この投稿は、今年1月に書いた草稿を貼り付けたものです。
今は「オーブンを使わない料理/お菓子」のレシピが盛んに紹介されていますね。
私もそういうのを紹介したほうがずっと役に立つとは思います。
でもせっかく1月から書いた、私にとっては試行錯誤の楽しい記録なので、
自分のために、お菓子の記録も公開していくことにしました。


と、その前に・・・、アメリカやイギリスの計量について書こうと思います。
私も一応欧米に行ったことはあるので「なんか計量スプーン適当だな~」とか「カップが微妙にでかい・・・」とかは知ってる。
そしてほんとにアバウトな計量の仕方をするよね、実際。
自分の家の計量スプーンの容量も知らなかったり。
大雑把過ぎて素敵!!
でも、小心者の私がひとりでお菓子を作るなら、まずは実際のサイズをちゃんとさせておかねば。


今、ぐぐってみたら、アメリカの1カップ=8 US fluid ounces = 236.588237 millilitersって・・・

細かっ!

日本とアメリカとで違うだけじゃなく、1カップの国際的な決まりはないらしい。http://en.wikipedia.org/wiki/Cup_(unit)

200mlから284mlまであるなんて・・・知らなかった。びっくり。

(284mlはイギリス)


まあ、日本にも「お米用カップ」っていうのもあるしね、あれは1合が1カップだから、さらに特殊なわけね。
で、肝心のナイジェラの本ではどうなのかと言うと、ナイジェラのオリジナルカップというのが伊勢丹なんかで売ってるらしく、それは250ml
なので、イギリス人の料理研究家の本ながら、250mlでとりあえずいってみようかと、「はじめは」思った。
それにしても、あっちの本って普通、最初のほうに「この本の1カップのサイズは~」みたいのがない?
最初のページからきっちり読んだのに(久しぶりに英語読んだ笑)見つからん・・・

で、バターがよく「1カップ」と表記されてるんだが、日本人からすると、そんなの量りにくいことこの上なし。
バター200ccは180gらしいので、250ccなら225gってことですね。

・・・とか思ってたらさぁ!
今、ナイジェラのサイトを見たら、バター1カップが丸括弧で230mlって書いてあるの!
そして1/4カップは60ml。
1/4カップを4倍しても、1カップとは若干違ってしまうという・・・
まあこの人の料理は楽しいこと第一で、アバウトさが人気とも言えるよね。
でも、「きっちりわからないと不安!」っていう人のために、次回は日本人の味向けのレシピできっちりした数字を出してみようと思いますわ。

2011年4月12日火曜日

やっとこ、ブログ開設。

はじめまして、salad mayoです。

苗字がsaladで名がmayoです。

4月1日からほんとは始めたかったブログを、411日の今日(と言ってもデザイン選んでるうちに日付変わってしまいましたが)やっとこはじめます。


今年最初から「こんなことが書きたいなぁ」と色々勝手に夢想して、よし41日に始めるぞと意気込んだものの、ここ1ヶ月、いつもの生活がいつもどおりにいってませんでした。
きっとたくさんの人がそうですよね。
これからもしばらくそうかもしれません。

というか、「いつも」という概念が、これまでとは違ってしまうかもしれなくて、
そんなの多分誰にもわからないけど、
それでも、1月に「これから書こう!」と決めていたようなブログを
これから書き始めようと思います。

メインは、「海外の素敵な料理本を探し、実際に作ってみて、日本の計量方法や日本人の舌や日本人のキッチンに合うよう生まれ変わらせたレシピや、その途中の試行錯誤」のこと。
それと、丁寧な暮らしを目指したいので、そういうこと。

ブログに不慣れなもので、ブログ開設するのに時間がかかってこんな時間になってしまったので、
今日はここまで。