2013年6月23日日曜日

オーブン買い換え日記その3・東芝石窯ドームの中でER-KD420を選んだ理由

さて、先にコンベクションオーブンを買ってしまった話は前回書きましたが、
ほんとは、オーブンがないより電子レンジがないほうが現代の日常生活ではダメージ大きいのです…


ということで続けて電子レンジも買うことになりました。
けれどもやっぱり単機能レンジはどうも・・・ということに。理由は前回書いた
☆発酵キーがほしい
☆ツインバードのコンベクションオーブンだとちょっと小さい

というのもありますが、
☆単機能レンジは安くてデザインもいまいちなものが多い

というのも大きな理由でした。
日本の家電はいろいろ機能を付けて高く売るタイプが多いから、
単機能レンジはあまり注目されないんでしょうか…

あえてかっこいい物を選ぶとしたらこれか、


色違いのこれくらいかなぁ。



これくらいかなぁ・・・
他にもいくつかウェブ上でこれはというものを見つけましたが、どれも廃版になってました。



もともと、1台買うなら最上位機種を奮発して!と思っていたので、
8,000円の出費がすでにあるとは言え、安いお店を探せれば最上位機種でもいいかな、とか
いや、とりあえずオーブン機能があればそれでいいかとかいろいろ迷いました。

でも、どうせオーブン機能があるなら、パンがこんがり焼ける東芝だなというのはさっさと決まりました。

オーブンレンジで何が作りたいかによって最適なメーカーは変わってくると思いますが、
「パン」+「こんがり」の条件では、東芝だと思います。


東芝の石窯ドームですが、機種ごとの性能が
最上位機種(ER-KD520)≧その次(ER-KD420)>>その次(ER-KD320)>>>>>その次色々

くらいに差がありました。

ER-KD520の特徴
☆石窯トルネードエンジン(熱風のパワーが強いらしい)
☆こんがりプレートがついてくる(フライパンで調理したような焼き目が付く)


色によって値段が微妙に違う





520と420共通の主な特徴
☆庫内広さ(31リットル)
☆オーブン最高350℃
☆加熱水蒸気調理最高400℃
☆予熱の所要時間(200℃に達するまで5分)

大事なところは420でもだいたい押さえている気がします。


私が買った頃よりだいぶ安くなりました…


ちなみに320になると、容積はほとんど変わらない(30リットル)ものの、
予熱は200℃に達するまで7分、最高温度300℃、加熱水蒸気300℃と微妙にいろいろランクダウン。
それ以下の機種は型番が連番になっていないから、もう別物という扱いなんでしょうか。


520と420では3万くらい違い、420と320は1万くらいしか違わない(当時)。
420を狙うことにしました。


420が実際どんな感じかは、次回に続きます。







2013年6月22日土曜日

オーブン買い換え日記その2・ツインバードのコンベクションについて。


 
オーブンレンジをどれにしようか迷った挙句に買ってしまったコンベクションオーブン。
 
今日はそのレビューを書きます。

 

 

結論から言うと、「8000円のコンベクションオーブン、すげえ」です。
 
ほんとはDe'Longhiのコンベクションがかっこよくて気になってたんですが、
☆ツインバードの2倍くらいのお値段(当時)
☆ツインバードより庫内の高さが低い
☆でもそもそもちっこいコンベクションの性能がわかってないのにそんな高いもの買えないよ!
 
という理由から、ツインバードにしました。


でもかっこいいよーDe'Longhi!

ほら!


ほら!



 
でもね、ツインバード、短所もありますが、値段を考えると、いい買い物したなぁと感動。
ほんと、感動。

今回買ったコンベクションオーブン
 

届いてみると、「トースターの仲間だよね」っていう軽さです。

サイズもちょっと小さめ。

値段もトースターに近いもんね。

見た目はちょっとレトロな印象。意外とかわいいと私は思ってます。

温度とか時間を調整するのがね、トースター的な「つまみ」なんですよ。

なので、1分単位とかで調節できない。

自分でタイマーかけとくか、焼け具合を目視するしかないです。

予熱完了コールもないです。

つまみまわして、「そろそろあったまったかな~」って確認するんです。

焼いてみたもの。


1.シフォンケーキ

付属のレシピには17㎝の型のしか載ってませんでした。

確かに庫内の高さが20㎝なので、ちょっと厳しいかなと思ったんですが、頑張って焼いてみました。

トースターを思い浮かべていただけるとわかると思うんですが、電熱線が上下に2本ずつ付いています。

シフォンが膨らんで、上部電熱線の付近だけ焦げ目がしっかり。


ちなみにまだらっぽいのはマーブルチョコ味だからです。明らかに黒いのが焦げ。
 

そして、トースターと違って、「外れない焼き網」に相当するものがないのですよ。

天板や焼き網を、必要に応じて入れ替える感じ。

そこをうっかり失念してまして、焼きあがったときに付属の「取っ手」ではなく、
2枚重ねの軍手やらタオルやらで取り出そうとしたところ、軍手、焦げました。
タオル、穴が開きました。
下の電熱線にもろに触れちゃうんですね~。
















なんか焦げてるにおいがする!と思ったらこの有様ですよ・・・


 

シフォンに変な焼き目が付くわ、タオルも焼くわで(自分が悪いんだけど)ちょっと印象悪かったんですが、焼きあがったケーキはとてもおいしかったです。

焦げ目の部分以外は熱の加わり方も均等で、たぶん付属レシピの言うことを聞いて17㎝型で焼いてたら何も問題はなかったはず。

でも焦げたところもちょっとカステラ的な香ばしさで、普段の「上の部分ってちょっと硬くなりがちなんだよね~」っていうのよりおいしい気さえしました。

この値段でこのパワー!すごいです。

一つ残念なのが、天板の底がナミナミなので、クッキーは焼きづらいなと・・・。

 

2.ピザ

え~・・・写真がないんですが。
このオーブンにはピザプレートっていうのが付いています。
それで焼くと「余分な水分や油を吸い取るので、カリッとした香ばしいピザが楽しめます」なので、
ではオーブンシートとか敷かずに直に載せないとね!と思ったわけなんですが・・・

自分ちで作るピザ生地って柔らかくて、伸ばした後に予熱済みのピザプレートにスムーズに載せるのは、私にはできませんでした・・・

どうも、「ピザターナー」という器具を使わないと移すのは困難なようです。
こういうの↓

あ~、そういえば、ピザ屋さんで使ってるの見るわ。
そうだったのかぁ・・・

そういう器具なしで無理やり移したので、ぐにゃんと曲がって載せてしまいましたが、
おいしいことは確かにおいしかったです。
曲がって厚ぼったい生地になってしまったところはちょっとイマイチでしたが。

ピザターナーを買うか、あきらめてオーブンシートの上で焼くかしかないようです。



3.毎朝の準備

ちょっと予想外でしたが、オーブン以前に「大きめトースター」として、毎朝大活躍ですよ。
奥行きがあるので、トースト2枚とトースター専用皿2枚が入ります。

トースター専用皿って、これ↓



↑を私は実店舗で買ったんだけど、もうちょっと安くて日本製のもあったよ~


こちらも評判いいですね。カラーバリエーションがいっぱいあっていいな。

どちらにしてもトースター1枚分のサイズが専用皿1枚分のサイズなので、
ということは、これがいっぺんに焼けます↓
















2人分焼けるの、素晴らしい。
1人分なら、1枚のお皿でベーコンエッグ、もう一枚でトマトをチーズ焼きしたり、
同じ焼き時間で2品できてしまいます。


でも前述のように「つまみで調節」なので、
完全に目を離して他のことをするには、近くにマグネット付きのタイマーを貼り付け
時間をセットしておく必要がありますけど。
トーストもサックリふわふわに焼けるので、ほんと素晴らしい。

タイマーさえセットしておけばフライパンみたいに様子を見る必要もなく
ゆっくりコーヒーを淹れてたりする間に焼けてしまいます。


値段的にもかわいいので、トースターを買い換えようっていう人にだって薦めたいくらいです♪


ただし…

やっぱり「大きめのトースター」では、オーブンレンジと比べるとサイズが足りないなという気がしました。
2段調理ができないと、パンを多めにこねても焼くのが大変だし。
多めっていうか、「200gの粉で作ったパンを小さいリング型3つに分けて焼く」くらいでも難しい。
なにより!「発酵キー」がないのが私にとっては盲点でした・・・
パンの発酵は発酵機能がなくてもできるけど、やっぱりあったほうが断然ラクです。
やっぱり「オーブンレンジのオーブン機能」に完全に取って代わるのは難しいなと思いました。
 

2013年6月20日木曜日

ケーキ焼きたい人、パン焼きたい人のためのオーブン

今回は、オーブンレンジ買い換え日記の序章です。

引っ越しを機にオーブンレンジを買い換えました。
 
この1年で横浜→実家→再び横浜と引っ越したんですが、
実家ではビルトインのオーブンレンジを使っていたので、
この1年で使ったオーブンも住まいと共に以下のように変遷。
 

☆以前使っていたのは東芝のER-C3002005年発売。もらい物)
 
☆実家ではリンナイのビルトインを使用。私が住んでる間に17年の天寿を全うしまして、再びリンナイのビルトインに買い換え
 
☆今回買ったのは、東芝のER-KD420 (2012年発売)
 
☆さらにツインバードのコンベクションオーブンTS-4118Bも買っちゃった
 
 

ということで、

☆ビルトインと据え置き型の比較
 

☆コンベクションオーブンがいいって言う人けっこういるけど、
実際ふつうのオーブンレンジと比較してどうなの?
 
 
というのがたった1年の間に見られたわけで、
ちょっと面白いかなと思ってこれから数回にわたって書きます。





☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ここからは長くなる余談で、「どうしてコンベクションとオーブンレンジ買っちゃったの」
という話です。


C300はいただき物だったので、特に何かと比較して買ったっていうわけじゃないです。

当時の比較対象は実家のビルトインしかなかったので、

・予熱に時間がかかる

・ターンテーブルが付いておらず、電子レンジを使うと温めムラができる

・焼きムラが激しい

2段入れるとパワー不足でどっちの段も焼け具合がイマイチ

 

と思っていたんですが、
これがC300という機種に由来するものなのか、
はたまたビルトインとの差なのか、
それとも単に個体差なのか(同じ機種でもけっこう個体差があると聞いたので)
というのがはっきりわからないなぁとモンモンとしていました。

ターンテーブルについても
「無くても上手に温める機種があるのか、
それともやっぱりターンテーブルのが優れているのか」と気になってました。

そこがわからないまま今回新しいオーブンレンジを買うことになったので

正直ちょっと腰がひけてました。

 

だってさ、上位機種を買っても
「やっぱりビルトインには負けるわぁ、ダメだわぁ据え置き式」
ってなったら悲しいじゃない。

どうせたいしたことないなら安いのでいいしさ。

 
そこに、「パンやお菓子を焼くなら安いコンベクションオーブンのがいい」との噂が。



……。

安いコンベクションオーブンって、8000円とかですよ!

もしそれでおいしくパンが焼けるとしたら、「安いコンベクションオーブン+安い単機能電子レンジ」を買えば、リーズナブルに高機能が手に入るんじゃない

しかも、ピザストーンまで付いてくる。

ピザストーンで焼くと、ピザ、うまいの

いやいや、そんなに安くて性能もいいなんて、信じられないよ!

コンベクションがいいって言っても、あれでしょ?ほんとはプロ向けの高いやつのことでしょ?

選べなくなりました。

 

ここで頭に浮かんだ選択肢

☆最上位機種を奮発して買う

☆コンベクションオーブンと電子レンジを買う

☆電子レンジっていうとあまりにも安っぽいルックスのが多いので、
 安いオーブンレンジとコンベクションオーブンを買う

 

迷った末に、「とりあえずコンベクションオーブン買ってみよう」となったわけです。

それにより「最上位機種の選択肢が消えたんじゃ」と思われるかもしれませんが、

そうではなく、「いざとなったらでかいトースターとして実家にあげちゃえ」と。

悩んでも、使ってみるまでどれがいいかわからないし、最上位機種のレンタルなんてするならそのお金でコンベクション買えちゃうじゃないと思い、思い切って。

結局現在、コンベクションオーブンと石窯の上から2つ目によい機種の2台持ちという、
どの選択肢でもない状態に落ち着いてます。
「2台持ちでも最上位機種ER-KD520)1台よりは安いし~」という理由と、
520と420との違いと比べてそれ以下の機種の性能が明らかに全く別次元ということからです。

その辺の説明は、おいおいすると思います。


それではまた。





 

 

2012年7月23日月曜日

簡単なのに、手抜きじゃない豊かなごはん『有元葉子のマリネがあればー仕込んでおいて、すぐごはん』


有元 葉子¥ 1,680
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この本で言うマリネとは、
「火を通す(焼く・茹でる)→マリネ液に漬けておく」か
「マリネ液に生のまま漬けておく→火を通す」か、
「マリネ液に生のまま漬けておく→そのまま食べる」料理。

調味料を最初に全部混ぜ合わせてしまってそれに具材を漬けこむ。
加熱しながら調味料を加えていくよりずっと簡単。
日持ちもするので忙しい人が作り置きするのにも便利。

具材や調味料の組み合わせもセンスがよく、
手抜きをしたようには全然感じられない、豊かな食卓になると思います。

難点があるとすれば、amazonで書いてた人もいるんだけど、若干塩気が勝ち過ぎているかなぁというレシピが一部ありました。
全部作って確かめたわけではないですが、見た感じでは、「ちょっと塩多すぎでは?」っていうのはほんとに一部なんですが。
でもあり得ないほどしょっぱいとかいうわけではないので、実際に作って確かめて、
塩の量は好みで加減すればいいいかな。

個人的には、お客さんが来る予定のあるときにすごく便利な本だと思います。
当日全部作るっていうのは無理があるし、ホストがバタバタしているとお客さんも楽しめないので、
数日前からちょこちょこマリネを何品か準備しておくと、余裕をもってお客さんを迎えられますよ~。


この本で作ってみたのは

鶏肉の赤ピーマンペーストのマリネ



ペーストが余ったので翌日ズッキーニとレーズンを炒めるときに加えましたがそれもおいしかった。
定番トマトソースかと思いきや、ちょっと風味の違った赤ピーマンのペーストということで
(でもトマトにちょっと風味が似ていました)
家族にも好評。

マリネすることで鶏肉もやわらかく焼けました。



豚ヒレ肉とマッシュルームのマリネ




「2日目の、ちょっとドレシングのしみすぎちゃったサラダ」が好きなので、
野菜のマリネも当然好きなんだけど、
肉はマリネしておくと技要らず、手間要らずでほんとにおいしくなるのですごい。





オクラのマリネ


油を使わない、マリネっていうか山形の「だし」に近いような食べ物。
なんだけど、ピーマンのみじん切りを加えるところが(しかもそれがおいしい)ちょっと変わってていい。


この本のレシピは定番にしたいものがたくさん。
ごちそうさまでした♪


2012年7月14日土曜日

ケンタロウ2冊比べ読み『ケンタロウのすごくシンプルなごはん』v.s.『ケンタロウの日の出食堂』


「男子の好きなガッツリ系も好きだけど、そんなのたまに店で食べればいいし、
普段の家の食事は太らなそうな料理がいい」と、思います。個人的には。

だけど、やっぱり男性に絶賛されるような料理もたまには作って、
「あたしだって作ろうと思えば作れんのよ」と示してみたくもありまして。
今回はガッツリ系料理人代表(?)の、ケンタロウさんの本を2冊。




ケンタロウのすごくシンプルなごはん (GAKKEN HIT MOOK)

こちらはタイトルの通り、半分くらいは「(調味料は別として)メイン食材は1~2つだけ」みたいな、 シンプルな料理が載ってます。
(残りは、調理はシンプルだけど材料がちょっと凝ってたりします)
ちぎったキャベツをアンチョビメインの調味料で和えるだけのサラダ、とか。
焼いた厚揚げにナンプラーや青唐辛子のタレをかけるだけ、とか。
ステップも2~3個くらいで、確かにシンプル。
おいしそうではある。
調味料の組み合わせも、「それはたしかにいいね!」と思える。


けど、もし料理が得意な人に対しての
「こんなシンプルな料理こそ腕の見せどころ」というような本だったら、
やっぱり火加減だとかそういう微妙なところが詳しく書いてないと、
ただの簡単ごはんになっちゃうんじゃない?という気がします。
「よくある調味料だけどちょっと面白い組み合わせでおいしい♪」くらいだと、あんまり買ってもらえないんじゃないかなぁと
勝手に心配してしまったり。
なので、対象は料理初心者の方かなぁ。
だとしたら、一つ難点をあげるなら、プロセスも写真のっけて丁寧に書いてあったほうがよくない?とは思います。


表紙のデザインや中の写真はおしゃれです。
「ほうれん草のバターソテー」なんかがかっこいい皿にのってかっこよく撮られていると、
なんとなく「すげーおいしそう!」ってなるよね。
それは作ってみるとふつうのバターソテーなのかもしれないけど、
初心者の方に、「なんかこのかっこいい料理、自分でも作れそうだし作ってみたい!」と思わせるパワーが
本のおしゃれさに宿っているのではないでしょうか。


この本で作ってみたのは

ピリッとにんじんサラダ


ピーラーで薄く切ったにんじんにオイスターソースベースの味付け。
確かに簡単で、おいしい。




ケンタロウの日の出食堂 (ベネッセ・ムック)

料理超初心者以外の人にはこちらのほうがおすすめ。

「もしケンタロウがお店を持つとしたら…」ということで、
ケンタロウの食堂をイメージしたレシピが「季節の定食」「ランチ」「まかない」「宴会」の設定でたくさん載ってます。

ケンタロウの料理って「家庭的」と「男の料理」の中間的なところが魅力なので、
定食屋というシチュエーションはいかにもぴったり。
がっつりした料理だけど、外食にしては野菜がたっぷりという感じの写真に、
おなかがすいてきます。

定食屋という設定なので調味料もどの家にもありそうなものばかり。
調理道具もシンプル。(『シンプルなごはん』にはミキサーなんかも出てくるけど、どの家庭にもあるってわけじゃないよね)

「だしの取り方」「イカ、エビのさばきかた」なんかも載っているので、
「普通の家庭料理がおいしく作れるようになりたい」っていう人にもぴったり。



この本で作ってみたものは…


豚ハンバーグのきのこソース



こんな大きなハンバーグ、普段作ったことない…
味付けはバター醤油ベースのオーソドックスなものでしたが、
蒸し焼きにするのでふっくらしておいしかったです。

写真には写ってませんが、定食屋というシチュエーションだけあって、
サイドメニューも一緒に提案されてるところもいいところ。

いつも小さめのハンバーグをたくさん作ってオーブンで焼くんですが、
大きいハンバーグを分けっこして食べるのも楽しい。
また作りたくなる味でした。



 

2012年7月12日木曜日

夏におすすめ沖縄料理のレシピ!『石垣島ラー油と、おいしいペンギンごはん』

存知「食べるラー油」ブームの火付け役となった「石垣島ラー油」。
予約は数ヶ月待ちとか一年待ちだとか…
幻のラー油と呼ばれるだけあって、 いまだにブームは衰える気配を見せません。
その「石垣島ラー油」作っているのが、ペンギン(辺銀という本名!)夫妻。
島で「ペンギン食堂」を営んでいます。

本書は、そのペンギンさん宅の、おうちごはんのレシピ。



食堂のメニューや旦那さんの故郷西安の料理、ご近所さんから教わった味などなど。
って聞いただけでおなか空きますが!
ちょっと心配だったのが、「手に入らない食材が多かったらどうしよう」ってこと。
確かに独特の食材が多いですが、 ほとんどに、手に入りやすい代替品も併記されてます。

なので、とりあえずは手近な物を使って作ってみて、
「今度あれが手に入ったら、今度は本物で作ってみよう」なんていうふうにもできます。

いや、中には「この野菜は何??どんな味がするの??」なんてものも出てきたりしますが、
ちょっと違う食文化や風土への憧れがかき立てられて、 見ているだかで面白いです。

この本で作ったみたのは…

島餃子







ほんとは白、緑、黒、赤、黄の五色餃子なんですが、 家では150個も作らないし、2色で。


テビチのウムクジプットゥルー



「ウムクジ」=「いもくず」。
片栗粉のサツマイモ版みたいな粉で、それを テビチ(豚足)と一緒にパリッと焼き上げた料理。
くず粉+片栗粉で代用したけど、Amazonでウムクジ発見したので、
次回はそれで挑戦したいな~。





2012年6月12日火曜日

rice bran pancakes...と格好つけても米糠パンケーキ

昨年バターが手に入らなくなった頃、仕方なく試しに

「コンパウンドマーガリン」

なるものを買いました。

曰く、「フランス産発酵バターを使用した風味豊かなマーガリン」。
値段もバターより若干安い程度かというくらいで、ちょっと高め、かなり期待しました。

けれど…「フランス産発酵バターを使用」のせいなのか、
もともと私がマーガリン好きでないせいなのか
お菓子に使ってみたところ、かなり不満足な結果となりました。
普通のバターよりも「バターっぽい匂い!匂い!」と主張が強く、
なんだかうさんくさい味になってしまったのです。



しかしそれは単に私の好みの問題らしく、
バターよりも「マーガリンのほうが体にいい」とか
「マーガリンのほうが好き」という方もいらして、
また「バターもマーガリンも区別がつかない」という方もいらして、
マーガリンを使って焼いたお菓子はチャリティで売ってもけっこう評判がよかったのです。

それでも自分で美味しいと思えないものを作るのはなんとなくはばかられ、
コンパウンドマーガリンはいつしか使われなくなり、
冷蔵庫にひっそりと置き去りにされていたのです。


が!

今回紹介する「米ぬかホットケーキ」は、バターよりマーガリンのほうが
なんとなくおいしくできます。
香料の強引な匂いがちょっとチープなんですけどおいしい気がします。
今我が家では空前の米ぬかパンケーキブームです。


前置きが長くなりましたが、レシピを紹介。

材料
小麦粉 100g
ぬか 60g (小麦粉90とぬか70でもOK)
砂糖 50g

ベーキングパウダー 小さじ2
マーガリン 40g
豆乳 140~160cc
卵2個
バニラエッセンス 好みで

米ぬかは、7分づきくらいに精米していることが多いのですがそれを使っています。
無洗米にまでしたときの米ぬか(正しくはぬか以外の部分も入っちゃってますね)にはお米のプチプチも含まれるので、パンにはそのプチプチがおいしいんですが、
ホットケーキでは十分に加熱できないので適さないかも…?

作り方
1.マーガリンを電子レンジで完全に溶かす。
2.小麦粉、ぬか、砂糖、ベーキングパウダーをボウルに入れ、泡だて器でしゃかしゃかっと混ぜておく。
もしくはビニール袋に材料を入れて空気を含ませて口をとじ、しゃかしゃか振ってもよいです。
お菓子を作るときは小麦粉はふるうのが基本ですが、ぬかは粒が大きくてふるえないのでこんな感じで適当に混ぜます。

3.別のボウルに卵を溶き、豆乳、溶かしマーガリンを入れる。
4.3に粉類を混ぜる。普通のホットケーキの要領で。あとは普通に焼くだけ。



できあがり。



上にのっているのはブルーベリージャムです。
甘さ控えめのレシピなので、ジャムをたっぷりつけて食べたい味です。

豆乳の効果かふわっとした食感と、米ぬか独特のちょっとざらりとした食感が味わえます。
ん~おいしい。


ごちそうさまでした!