2011年5月29日日曜日

チャリティイベントのお菓子。

「週末のチャリティイベントに出品するクッキーの試作」と書きましたが、
結局アイスボックスクッキーのほうは出品しませんでした。

代わりに出したのが、これ。




ピーナッツバターのクッキーです。
レシピはけっこうアバウト。
プレーンのアメリカンタイプクッキーのバターを半分ピーナッツバターに置き換えただけです。
使ったのはスキッピーのチャンクが入ったやつ。

アーモンドスライスの入ったアイスボックスクッキーもおいしかったんだけど、
当日さくっとしたのを食べたほうがおいしいように感じたので。
そこをいくと、アメリカンタイプのクッキーって
ちょっとくらいしっとりしちゃったっておいしいです。
もちろん焼きたての「まわりはさくさく、中はしっとり」が最高なんだけど、
「全体的にしっとり」でもおいしいよね。


くるみがたくさん入ったクッキーと比べてずいぶん材料費が安くできましたが、
評判はとってもよかったです。

2011年5月26日木曜日

ダブルコームのヘアアクセサリー

たまには食べ物以外の手作りものの紹介。
(作り方はこちらです)
先月女の子を出産した友人Bちゃんへのプレゼントです。
baby shower(出産前にしてしまうお祝いのことです)はしてたんですが、
赤ちゃんのためのプレゼントばかりだったので、頑張ったママにもプレゼントをと思いまして。

家で撮影していくのを忘れてしまったのでBちゃんの後頭部ごと写ってますが(笑)
ダブルコームのヘアアクセサリーです♪




赤ちゃんが生まれたっていうメールをもらってすぐに勢いで作りました(笑)
赤ちゃんの名前にちなんだ花の図案の消しゴムハンコも彫りました。
布用インクでガーゼのハンカチとか赤ちゃんグッズに押して使ってもらおうと。

Bちゃんの実家が遠いため(泊りがけでした)なかなかお邪魔できず、
渡すのが1ヶ月以上遅くなってしまったんですが、
そういうことを考えてもbaby showerというイベントはなかなかいいもんだと思いました。

生まれる前の安定した時期にお祝いしておいたほうが、
出産後必要なものが予め渡せるので便利だし♪
ママからしても、生まれてからだとまとまった時間を取るのは大変そうだし、
赤ちゃんのことが気になって落ち着いてパーティに参加できないもんね。

もっとも、私や他の友人はサプライズでパーティを開き、
お祝いに好き勝手なものをプレゼントしていましたが、
本当は、祝ってもらう2人がほしいものリストを作ってそれを贈り手が見てプレゼントをするんだね。
すんごい合理的・・・。


Bちゃんは海外からの一時帰国中に美容院に行こうとしていたのに
急に2ヶ月も早く産むことになって美容院に行く暇もなく超~ロングヘアになっていました。
そして髪をまとめるものを買おうにも「最寄のコンビニまで車で10分」みたいなところに実家があるので
プレゼントはデザインとか気持ちとか以上に実利的側面からとても喜んでもらえました(笑)
ただしボリュームある髪質で超ロングヘアのため、コームだけでは髪がとまらない・・・


久しぶりにBちゃんに会えたし赤ちゃん@NICUにも会えましたが、
Bちゃんも大変そうだけど元気そうだし、
子供好きじゃないBちゃんがすっかり親ばかになっていてほほえましかった。
そして赤ちゃんもちっちゃいのに早くもおてんばっぷりを発揮していてかわいかったわ~。


2012年1月追記
作り方をおおまかに書いたページを新たに作りました→こちら









2011年5月19日木曜日

[nl:6] コーヒーとくるみのぶちぶちまだらクッキー

Coffee and Walnut Splodge Cookies(コーヒーとくるみのぶちぶちまだらクッキー)

ナイジェラ・ローソンのレシピ、今回作ったのはアメリカンタイプのクッキーです。
Splodgeって、イギリス英語で「ぶち、まだら」みたいな意味。
コーヒー色の生地からぽこぽこ出た淡いくるみの色が「まだら」なんでしょうか?

「このレシピを作るときには“インスタントエスプレッソパウダー“を使ってね!」と書いてあって
そんなもの見たことなかったのでずっと作れなかったクッキーです。
ググってみたら、カルディに売ってるのは判明したんだけど、なかなか行くチャンスがなくて。
(元町ユニオンには売ってたけど1杯ずつ個装されてて高いのしかなかったの!)

やっと中目黒のカルディで買って、まずは飲んでみたけど、
そんなに「インスタントコーヒーじゃなくてインスタント“エスプレッソ”なんです!」って感じはしなかったなぁ。
でも粒子が細かくて溶けやすいのでお菓子作りに便利です。

今回は、元々本に載っていたレシピの半分くらいの量にしました。
カン○リーマアム13枚分ってところです。

材料
小麦粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ 1/2
塩 小さじ ひとつまみ ※
バター 90g
グラニュー糖25g
ブラウンシュガー 25g
インスタントエスプレッソ 大さじ1
卵 大1個(70gくらい)
くるみ 100g


※塩は、日本のクッキーのレシピでこの粉の量だと「少々」が一般的ですが、
「ちょっと塩がきいてるね!」っていう感じの「ひとつまみ」でお願いします。
親指、人差し指、中指で塩をつまんでくださいね。

作り方
1.くるみは煎っておく。150℃のオーブンで10分でもいいんですが、私はフライパンで煎ってしまいます。
冷めたら手で砕いておく。オーブンを180℃に予熱する。
2.小麦粉、ベーキングパウダー、塩をまぜて一度ふるっておく。
3.バターをポマード状にして砂糖とほんわりするまで混ぜ、卵を混ぜる。
4.エスプレッソパウダーを混ぜ、2を一度に振りいれ、切り混ぜる。くるみを混ぜる。
5. オーブンシートを敷いた天板の上にスプーンですくって生地を落とす。
焼いているとけっこう広がるので5cmくらい間隔をあけて。
6. オーブンで12~15分、てっぺんに焼き色が付いて表面がしっかりしたかたさになるまで焼く。
7.焼けたらすぐにワイヤラックに出して冷ます。

できました!
表面はさくっと、中はしっとりして「ちょっとだけケーキっぽい」というナイジェラの言葉通り。
くるみの香ばしさとコーヒーのほろにがさとこのテクスチャで、
食べ過ぎそうなクッキーです。




「コーヒーとくるみのまだらくっきー」と一緒に、
ココアとアーモンドのアイスボックスクッキーも焼きました。
週末のチャリティイベントに出品するクッキーの試作です。




前回のchicken milaneseの感想が抜けていたので追記しました。
chicken milaneseはこちら




2011年5月11日水曜日

[ms:2]チキンミラネーゼ ルッコラサラダ添え

Chicken Milanese with arugula salad チキンミラネーゼ ルッコラサラダ添え


小学生の頃、近所に値段の張らないイタリア料理屋さんができて(ランチで1000円くらい)
そこではじめて日本式じゃない「カツレツ」を食べました。
「カツレツ」と呼ばれるものに豚以外のバリエーションがあるなんて、想像さえしていなかったので()
びっくりしたなぁ~おいしかったなぁ~。
日本でも明治時代に「カツレツ」が輸入されたときは牛肉を使っていた。
そう知ったのはもっと大きくなってから。
多分明治の文学作品に出てきたんだと思います。

けっこうどうでもいい思い出話を書いてしまいましたが、
わたくしmayoは普段はあまり「肉だけ!」みたいな料理を食べませんが(いや好きだけどさ)、
シュニッツェル(ドイツ風のカツレツ)やコトレッタ(イタリア風のカツレツ)をお店のメニューに見つけると、
ついつい頼んでしまいます。
そんなわけで、マーサのお肉レシピ第一弾は、チキンのカツレツに決定いたしました♪

今回のこのレシピはフライパンで揚げるのではなく、オーブンで焼くのでカロリーも抑えられそうです。
ところで、私は油脂までグラム表記にしてしまっているので
「めんどうだな」と思われる方もいるかもしれません。
油の比重は0.9なので、それをかけるとccになります。


材料:2人分(本の分量は4人分でした
自家製の乾燥パン粉(下で説明します)・・・40~50g
オリーブオイル 25g+大さじ1
小麦粉・・・20g程度
卵・・・1
塩こしょう
鶏むね肉・・・1枚(300gくらいだった)
レモン果汁・・・大1
レモンくしぎり
ルッコラとむらさき玉葱適量

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自家製パン粉について・・・市販のものでもいいと但し書きがありました。
ただし、日本のパン粉は外国の本でもPankoと呼ばれて区別されています。
海外の料理本でPankoと指定がない場合は、日本のパン粉よりももっと細かいパン粉を使います。

マーサの本は巻末に「パン粉の作り方」が載っていました。
まず、サンドイッチ用でもバゲットでもいいのでパンの耳を落とします。
残りの部分を細かくちぎってミキサーに入れ、好みの粗さになるまでまわします。
乾燥パン粉にする場合は、120℃のオーブンで12~15分、金色になるまで焼きます。
密閉容器に入れて冷凍すると3ヶ月はもつそう。

すぐ作りたいときは上記の方法でいいと思いますが、
パンが残ったときに(かたまりならスライスして)数日窓辺などで乾燥させ、
それを挽いても乾燥パン粉になりますよ。
そっちのほうがエコ♪
(私はパンの耳も使ってしまいます。日本のパン粉は耳が入ってないけど海外のは入ってると聞いたのだけれどな・・・?)
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パン粉の量がアバウトになっていますが、お肉の大きさによって変わってくるので適当に。
家で揚げ物するときに卵も小麦粉も計らないよね・・・
その辺も適当でいいと思います。

作り方
1.オーブンを220℃に予熱する。
2.ベーキングシートの上にパン粉を広げ、25gのオリーブオイルとしっかりまざるまで混ぜ、
シートに均一に広げる。
6~8分(ゴールデンブラウンになるまで)焼き、混ぜる。

3.3つの浅いボウルに、小麦粉、卵、パン粉を入れる。
全てに塩こしょうを入れる。
ベーキングシートの上にワイヤラックを載せる。

4.肉を1枚ずつラップではさみ、肉たたきの凸凹していないほう、
または小さくて重たいフライパンや鍋などで1cmくらいになるまで叩く。

5.ペーパータオルで拭き、小麦粉を両面につけ、はたいて余分な粉を落とす。

6.卵に浸して満遍なく卵をつけ、ボウルの上でお肉を持って余分な卵は落とす。

7.パン粉をつけ、両手で押さえてパン粉を定着させる。

8.ワイヤラックの上に載せ、1015分焼く。

9.チキンがほぼ焼けた頃に、サラダボウルに大さじ1のオイルとレモン果汁を入れ、
ルッコラとむらさき玉葱を入れて塩こしょうで整える。

10.チキンの上にサラダを載せ、くし切りのレモンを添える。
(食べるまでに時間がある場合は、直前にサラダを載せてくださいね)



できあがり♪



作ってみての感想を書き忘れていたので追記!

1回目は指示通りに作りました。
それでも十分おいしかったです。
揚げ物みたいな味だけど、油は控えめで。

2回目はコストコで売っているシーザーサラダ用のクルトンをパン粉に半分くらい混ぜてみました。
クルトンには予め油も塩分も入っているので、パン粉に塩は混ぜず、油も若干少なめにして。
そうしたら、クルトンに入っているガーリックやハーブの香りがとてもよくて、
冷めてもおいしくなりました。
お弁当にも入れられそうです。

なお、我が家のオーブンレンジはパワーがちょっと弱めなので、
パン粉をローストした後に20℃高い温度(つまり240℃)で予熱を入れなおし、
お肉を入れる際にまた220℃に下げました。

お菓子を作るときも、予熱だけ20℃高くしておくと、ドアを開け閉めする際の庫内の冷えを軽減できます。
ハイパワーのオーブンでは関係ないですけどね。

2011年5月8日日曜日

[eating out 1] La Boucherie du Buppa

両親の結婚記念日に一緒に食事したお店のことが書きたくて、
eating outのラベルを新設しました。

La Boucherie du Buppa(ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ)というお店です。
中目黒駅から続く目黒銀座商店街の端っこにあるんだけど、
祐天寺にどちらかというと近いみたい。

「珍しいものが食べたい」母と「がっつり食べたい」父と両方のニーズを考えて、
ジビエのお店です。

がっつり、いろんな肉!! 
(ピントあってませんがこの写真しかなかった・・・)




国産ワインの種類が半端じゃなく豊富で、肉もぜんぶ国産なので、
日本経済に貢献!?

↑クレマチス ロゼという山梨の微発泡ワイン。




野菜も素敵
見た目からうっとりです。

(手前はバーニャカウダのソース。こんなにたっぷり・・・と思ったけど気がついたらなくなってました) 



そしてデザートも大満足

↑レモンクリームのソルベが素敵においしかった。その他ももちろんだけど。







「何を食べようかなぁ~?」と考える時間はもちろんとても楽しいのだけれど、
「適当に盛り合わせてください」って言ったときにおいしいものがこんもり来るお店が好きです。
ごちそうさまでした!

2011年5月6日金曜日

[nl:5] クリームチーズブラウニー

Cream-cheese Brownie (クリームチーズブラウニー)


ブラウニーと言えば、いかにも「アメリカ!!」な感じのお菓子ですが、
あの簡単さ、甘ったるさ、そしてこれでもかというチョコレートの風味。
イギリス人が嫌いなはずはありません。

ところで、日本の料理本に載ってるブラウニーは、アメリカで売ってるものとは全然違う味がします。
材料は同じはずなので、違うのは材料の分量。
日本のブラウニーの食感は、パウンドケーキとあまり変わらない。
あちらのブラウニーはどっしり、しっとり、ねっとり。
表面や角っこがさくっとして、中はねっとりだから、
焼きあがっても竹串には湿った生地がちょっと付いてくるのがベストな状態だったりします。

ところで、イギリスのブラウニーはどうなんだ!?と考えたところ、
イギリスでブラウニー食べたことないかもと気づきました。

ええ~!
ちょっと不思議なんですけど。
記憶にないだけか??


と、とりあえず、ナイジェラバージョンを作ってみよう。
と思って、材料をはかり始めたはいいけど、やっぱり砂糖の量が半端じゃない。
あんまりだ。
ということで、無断で(?)今回もちょっとだけ減らしました。
そして、型のサイズ指定(22cm四方)はあるものの、どのくらいの厚みでできるものかわからず、
試作として半量で作ってみました。
そしたらパウンドケーキ型でちょうどいい厚みになりました。


材料
チョコ  60g
バター  50g
卵  70g
砂糖  50g
バニラエクストラクト小1/2
小麦粉 32g
クリームチーズ100g

作り方
1.小麦粉と砂糖を一緒にしておく。オーブンは180℃に余熱。
2.チョコとバターを中弱火で加熱する。
3.チョコを溶かしている間に・・・卵、砂糖、バニラをまぜる。
4.チョコが完全に液体になったらちょっとだけ覚まし、3に混ぜる。で、粉も混ぜる。
5.半量を型に入れ、クリームチーズをできるだけ薄く切りながら並べていく。
で、クリームチーズが完全に隠れるように、残り半量を上に流す。
6.20分焼く。焼けたらすぐオーブンから出す。

5の「切りながら」というのは手際悪いんじゃない?と最初は思いましたが、
切った後にまた他のスライスと張り付かないようにバラバラに置いておくのが大変なので、
やっぱり「切りながら」がベストのようです。


こんな形になりました。
全量でもそんなに多くないようで、半量にする必要はないかもしれません。
でも「さくっとした角っこが好きなの!」という方には
パウンドケーキ型の細長いバージョンのほうが楽しめると思います。
長くて薄っぺらいブラウニーってちょっとスタイリッシュな気もするし。


切ったところ。





で、食べてみての感想ですが・・・そんなにねっとりしてなかったかも。
砂糖を減らしたせいだけじゃないと思う。
調べてみたところ、チョコレートを使うよりココアのほうがねっちりするみたい。
それと・・・祖母のお見舞いに行ってしまって焼きあがりすぐにオーブンから出せなかったのもちょっとよくなかった。
適当なお菓子だから適当でいいだろうと思ったんだけど、
数分の余熱だけでも致命傷になるらしく、失敗したなぁと思いました。
というわけで、リベンジせねば!