2011年5月11日水曜日

[ms:2]チキンミラネーゼ ルッコラサラダ添え

Chicken Milanese with arugula salad チキンミラネーゼ ルッコラサラダ添え


小学生の頃、近所に値段の張らないイタリア料理屋さんができて(ランチで1000円くらい)
そこではじめて日本式じゃない「カツレツ」を食べました。
「カツレツ」と呼ばれるものに豚以外のバリエーションがあるなんて、想像さえしていなかったので()
びっくりしたなぁ~おいしかったなぁ~。
日本でも明治時代に「カツレツ」が輸入されたときは牛肉を使っていた。
そう知ったのはもっと大きくなってから。
多分明治の文学作品に出てきたんだと思います。

けっこうどうでもいい思い出話を書いてしまいましたが、
わたくしmayoは普段はあまり「肉だけ!」みたいな料理を食べませんが(いや好きだけどさ)、
シュニッツェル(ドイツ風のカツレツ)やコトレッタ(イタリア風のカツレツ)をお店のメニューに見つけると、
ついつい頼んでしまいます。
そんなわけで、マーサのお肉レシピ第一弾は、チキンのカツレツに決定いたしました♪

今回のこのレシピはフライパンで揚げるのではなく、オーブンで焼くのでカロリーも抑えられそうです。
ところで、私は油脂までグラム表記にしてしまっているので
「めんどうだな」と思われる方もいるかもしれません。
油の比重は0.9なので、それをかけるとccになります。


材料:2人分(本の分量は4人分でした
自家製の乾燥パン粉(下で説明します)・・・40~50g
オリーブオイル 25g+大さじ1
小麦粉・・・20g程度
卵・・・1
塩こしょう
鶏むね肉・・・1枚(300gくらいだった)
レモン果汁・・・大1
レモンくしぎり
ルッコラとむらさき玉葱適量

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自家製パン粉について・・・市販のものでもいいと但し書きがありました。
ただし、日本のパン粉は外国の本でもPankoと呼ばれて区別されています。
海外の料理本でPankoと指定がない場合は、日本のパン粉よりももっと細かいパン粉を使います。

マーサの本は巻末に「パン粉の作り方」が載っていました。
まず、サンドイッチ用でもバゲットでもいいのでパンの耳を落とします。
残りの部分を細かくちぎってミキサーに入れ、好みの粗さになるまでまわします。
乾燥パン粉にする場合は、120℃のオーブンで12~15分、金色になるまで焼きます。
密閉容器に入れて冷凍すると3ヶ月はもつそう。

すぐ作りたいときは上記の方法でいいと思いますが、
パンが残ったときに(かたまりならスライスして)数日窓辺などで乾燥させ、
それを挽いても乾燥パン粉になりますよ。
そっちのほうがエコ♪
(私はパンの耳も使ってしまいます。日本のパン粉は耳が入ってないけど海外のは入ってると聞いたのだけれどな・・・?)
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パン粉の量がアバウトになっていますが、お肉の大きさによって変わってくるので適当に。
家で揚げ物するときに卵も小麦粉も計らないよね・・・
その辺も適当でいいと思います。

作り方
1.オーブンを220℃に予熱する。
2.ベーキングシートの上にパン粉を広げ、25gのオリーブオイルとしっかりまざるまで混ぜ、
シートに均一に広げる。
6~8分(ゴールデンブラウンになるまで)焼き、混ぜる。

3.3つの浅いボウルに、小麦粉、卵、パン粉を入れる。
全てに塩こしょうを入れる。
ベーキングシートの上にワイヤラックを載せる。

4.肉を1枚ずつラップではさみ、肉たたきの凸凹していないほう、
または小さくて重たいフライパンや鍋などで1cmくらいになるまで叩く。

5.ペーパータオルで拭き、小麦粉を両面につけ、はたいて余分な粉を落とす。

6.卵に浸して満遍なく卵をつけ、ボウルの上でお肉を持って余分な卵は落とす。

7.パン粉をつけ、両手で押さえてパン粉を定着させる。

8.ワイヤラックの上に載せ、1015分焼く。

9.チキンがほぼ焼けた頃に、サラダボウルに大さじ1のオイルとレモン果汁を入れ、
ルッコラとむらさき玉葱を入れて塩こしょうで整える。

10.チキンの上にサラダを載せ、くし切りのレモンを添える。
(食べるまでに時間がある場合は、直前にサラダを載せてくださいね)



できあがり♪



作ってみての感想を書き忘れていたので追記!

1回目は指示通りに作りました。
それでも十分おいしかったです。
揚げ物みたいな味だけど、油は控えめで。

2回目はコストコで売っているシーザーサラダ用のクルトンをパン粉に半分くらい混ぜてみました。
クルトンには予め油も塩分も入っているので、パン粉に塩は混ぜず、油も若干少なめにして。
そうしたら、クルトンに入っているガーリックやハーブの香りがとてもよくて、
冷めてもおいしくなりました。
お弁当にも入れられそうです。

なお、我が家のオーブンレンジはパワーがちょっと弱めなので、
パン粉をローストした後に20℃高い温度(つまり240℃)で予熱を入れなおし、
お肉を入れる際にまた220℃に下げました。

お菓子を作るときも、予熱だけ20℃高くしておくと、ドアを開け閉めする際の庫内の冷えを軽減できます。
ハイパワーのオーブンでは関係ないですけどね。

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