2011年8月16日火曜日

[nl:9] コーンミールのパンケーキ

Jonny Cakes (コーンミールのパンケーキ)

7月はエアコン無しでなんとか過ごせてましたが、先週から猛烈に暑い!



昼間は扇風機でふんばってますが、夜はエアコンデビューしました。
海からの風が日によっては凶暴なほどなので、風がある日はなんとかなるんだけどなぁ。


扇風機で過ごしていると、海からの湿気がかなりあるので、
プリンタから用紙がくっついて2枚ずつ出てきたりして、
両面コピーしてるときなんかは違う「なんじゃこりゃ~!」って叫びたくなったりします。

でも窓を開け放していたほうが、ベランダの植物の様子もよく見えるし
(人間はばてていますがミントやハーブは元気にぎゅんぎゅん伸びています)
正しい夏を過ごしてる!という感覚があります。

ただし、料理で火を使ってるとき以外ね!

ところで、このJonny cakeですが
コーンミールを使うところがいかにもトラディショナルアメリカン!な食べ物って気がします。
とうもろこしはネイティブアメリカンの主食だったそうだし、
世界全体のとうもろこし生産量の4割はアメリカが担ってるって。
それだけ昔から食べられていたものなので、Jonny cakeと一口に言っても、
パンケーキというよりどちらかというとコーンブレッド?みたいなバージョンもあるみたい。
ナイジェラのこのレシピみたくちっちゃくフライパンで焼くんじゃなく、
大きい型で、オーブンで焼くの。
コーンブレッドもおいしいよね♪
そのうちナイジェラのバージョンかはわからないけど紹介したいです。
ナイジェラのこのちっちゃいパンケーキは、帝国ホテルの名作、1ドル硬貨パンケーキを彷彿とさせます。
あ~食べに行きたくなってきた。



材料 (2人分)
コーンミール 65g
小麦粉 25g
BP 5g
砂糖 3g
塩 ひとつまみ
卵 1
牛乳 130cc
バター 12g

1.コーンミール、小麦粉、B,P砂糖、塩を混ぜておく。
コーンミールはダマにはならないので、その他の材料をボウルに入れたところに小麦粉をふるいいれて
泡だて器でがちゃがちゃっと混ぜる程度でいいと思います。
2.別のボウルに卵をほぐして牛乳とまぜ、1を少しずつ加えていく
3.溶かしバターを加える
4.油をひいたフライパンに大さじ1ずつタネを広げる。だいたい直径6cmくらい。
5.1~2分して、表面にふつふつ泡が出てきたらひっくりかえし、また1~2分焼く。
6.フライパンから出したらできれば冷めないようにしておきたいけど、私は気にしません!

このレシピには砂糖はほとんど入っていないので、
「メープルシロップで甘くしてもいいし、ソーセージやベーコン、卵と食べればブランチにもなるわよ」
とはナイジェラのおことば。
日本では「メープルシロップ(風味のなにかシロップ)とバター」が定番の気がしますが、
甘くして食べないパンケーキもいいですよね。






で、作ってみて&食べてみての感想。
ホットケーキミックスって200gくらいの袋が2人分のイメージなので、
「これはさすがに少なくしすぎた?」と思ったけど、
薄べったくてちっちゃいのが大量に焼けて、
意外と2人分でこの量で満足。
日本語のウィキペディアでコーンミールの項を見てたら
「虫が水と一緒に摂取するとおなかが膨れて死ぬから天然の殺虫剤に」
みたいなことが書いてあったので、
「それ、ほんとだったら相当腹持ちいいよね!?」と思ったけど
英語版のウィキペディアには「そんな使い方をするって説は相当あやしい」って書いてあった・・・
なんでしょ。


あ、このパンケーキの危険なところは、
ふんわりホットケーキよりもコーンミールのせいでメープルシロップがすんごい量しみこみます。
だから油断してると相当メープルシロップかけちゃうよ。
(そしてしみすぎてるって感じがするのにそれがまたおいしいんだ)

カロリーが気になる方は、固形のジャムとかのほうが安心だと思います。
今日は、スパイシーであんまり甘くないりんごジャムをどっさりのっけて食べました。
冬に作ったものの残りを潔く食べきりました(?)
これからは何のジャムの季節だろうな~。


ごちそうさまでした!




2011年8月10日水曜日

手作り食べ物(海外レシピ以外)その2

まだまだ載せたい食べ物がありました!
なのでその2。
その1はこちら


赤いルバーブのジャム

この前、台風の日…結局たいして風も雨もなかったんだけど、
空が一瞬だけ、すごく鮮やかなピンクになりました。

(空のところだけ画像を切り取ってみたら、小さくなりすぎましたが…)

エッと思って、思わずケータイで撮ったんですが、
ひょっとして、ピンクの空と海の写真も撮れるかも!と急いで外に出たときには、
もう紺色の、ぼんやりと明るい夜の空でした。

夕暮れから夜になる瞬間、ほんの数分間だけの出来事。
写真で見るときれいというかまるで作ったみたいな空なんだけど、
窓もカーテンも開けていたせいで、部屋の中が急にピンクになって少しこわかった。

それで…というわけではないんですが、
同じ色のルバーブを見つけて、ジャムを作りました。






こっちもケータイでしか撮ってなくて、微妙な写真ですが…。
おなかに入ってしまったので、もう撮れません。

ルバーブって売ってるのを見たことはあったけど(赤いのを見たのは今回が初めてですが)、
蕗に似ていて、なんだか筋が多そうで、「ジャムにするのは大変に違いない」って勝手に思ってました。
でも、1cmくらいの長さにざくざく切ったら砂糖と少しのレモン汁と一緒に10分強煮るだけでよかったの。

こんなに簡単で、とびきりおいしいジャムができてしまうとわかったので、
これからは毎年作りたいと思います。




フライドグリーントマト
映画で観て以来、ずっと食べたいと思っていたグリーントマト!
でもスーパーでは熟してないトマトなんて売ってない、
おばあちゃんが畑やってた頃にもらっておけばよかったぁと思いながら、
半ばファンタジーの中の食べ物的な扱いになっていたんですが・・・

じゃん!


父がベランダ菜園を始めて、おすそわけしてもらいました!
ベランダって言っても2階なのに10畳以上ある、田舎平塚ならではのイカれた作りの場所です。
今年はトマトのほかに、紫蘇、ゴーヤ(流行ですね)、きゅうり、揚げ句にズッキーニまで作ってました。
ズッキーニってぐぐれば写真が出てくるけど、苗がけっこうでかいんだぜ。
あれをプランターに植えようと思った父がすごい。

そして念願のフライドグリーントマト。


フライと言ってもフリットみたいな衣をつけたりするのか、
それとも素揚げなのか、全然わからなかったので、
軽く小麦粉をはたいて油多めに焼いてみました。

熟したトマトに比べて水分が少ないので
瓜系の野菜を加熱したときにちょっと似た歯ごたえ、
ほのかな酸味、
そしてなんたって、この色!かわいい!!大好き!
ごちそうさまでした!