2012年1月23日月曜日

[martha stewart 7] アジアンテイストのサーモンバーグ


Asian Salmon patties アジアンテイストのサーモンバーグ



久しぶりに料理の紹介をば。



アメリカって魚よりは断然お肉の文化の国だと思うのですが、

カナダやアラスカからいいサーモンが来るからか、サーモンはよく食べてるイメージありますね。



ところでどうでもいい知識ですが、お店で「サーモン」って売ってたからって「=鮭」ではないのね。

スーパーでよく見かける「サーモントラウト」または「トラウトサーモン」っていうのは、海で養殖したニジマスだそうで。

今まで「trout=鱒で、salmon=鮭なら、トラウトサーモンって…?」と思ってましたが、謎が解けました。



ちなみに、今回使ったのは、コストコで売ってたアトランティックサーモンです。





あともう一つ。

材料に「エシャロット」っていうのがありますが、

これはスーパーでよく見るあの「ラッキョウに葉っぱが付いてます」みたいなのとは全然別モノです。

あれは、…実はほんとにラッキョウです。

日に当てないように育て、若いうちに摘んだものみたい。

おしゃれな名前にしようと戦後日本で付けられたそうですよ。



本物のエシャロットは、ちょっとおしゃれな野菜を売っているスーパーにしかなくて、

手に入れるのがちょっと大変かも。

ラッキョウと区別して、日本では「ベルギーエシャロット」と呼ばれています。

英語ではshallot、フランス語がeschalot



ベルギーエシャロットを発見できたらそちらで作ったほうがいいと思いますが、

玉ねぎでもおいしくできますよ。





材料(4人分)

サーモンフィレ(皮なし) 340g…細かくたたいておく

エシャロット 1つみじん切り



おろししょうが 大1

卵 Lサイズで1/2溶いておく

チリフレーク(チリパウダー) 小1/8

塩こしょう

ライム くし型に切ったものを人数分





セサミマヨネーズsesame mayonnaiseの材料

マヨネーズ 20g

わけぎ 1小口切り

ライム果汁 大1/2

ごま油 小1









アジア風のサーモンバーグの作り方

1.細かく叩いたサーモン、エシャロット、しょうが、卵、チリフレーク、塩こしょうを入れて混ぜる。

4等分し、それぞれ2.5cmの厚さにする。冷蔵庫でしっかりとした硬さになるまで冷やす(20分程度)



2.中火に熱したフライパンで両面を焼く。

くし型に切ったライムとセサミマヨネーズを添える。







セサミマヨネーズの作り方

1.材料をすべて混ぜる。冷蔵庫で3日程度保存可能。





本に載っていたレシピは、ここに書いてあるのの約半分です。

でも4人分って書いてありました。

たくさん食べる人だったらそうなのかなぁ。

1つで、立派なハンバーガーのパテの大きさがあるので、そこは各自の判断で…





できあがり!





ベルギーエシャロットを入れるとなるとなかなかハードル高いですが、

玉ねぎでいいやと思えば気軽に作れますね。



セサミマヨネーズですが、私、ゴマ油好きなので、本に書いてあるのの倍量入れてしまいました。

でも、ゴマ油がちょっと入ってるだけで「セサミマヨネーズ」って呼べるのかな…?

すりごまなんか足してもいいと思います。

ライムはけっこう酸っぱいです。

酸っぱいの好きなのですが、減らしてしまいました。

お好みで加減してください。

(ここに書いてあるレシピは、ゴマ油をふやしてライムを減らしたものです)

ライムはともかく「マヨネーズ×ごま油×わけぎ」はけっこうおいしいです!

他の物にも使ってみたい感じ。



サーモンは「細かくたたく」と言ってもお肉のミンチみたいになるまで細かくしなくても

他の具材とちゃんと混ざればいいと思います。

冷蔵庫で寝かせる時間もあるので朝ごはんに突然「さあ作ろう」と思って作れるものでもないですが、

冷めても温めなおしてもおいしいし、こってりしていないので、

前の日に焼いておけば朝ごはんにもぴったりでした。

お弁当にもよさそう。





マーサの本には付け合せとして麺も載っていました。

中華めんを茹でて水で〆めてから、

油とライム果汁、砂糖、チリフレーク、香菜、塩こしょうで味付けするというもの。

朝ごはんに作ったメニューなので麺は作ってみてませんが、おいしいかもしれないので一応書いておきます。



ごちそうさまでした!

2012年1月6日金曜日

ダブルコームのヘアアクセサリーその2.(おおまかなレシピ付)


正月休みも終わり、だんだんと日常のペースが戻ってきました。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。



今年の記事の第一弾は、「ダブルコームのヘアアクセサリー」、ふたたびです。

たいして閲覧されていないブログですのであまり統計なども気に留めていないんですが、

たま~に統計を見ると、必ずヘアアクセサリーが見られているという…

友人の後頭部しか写っていないページなのでがっかりされているだろうなぁと思いつつ放っておりました。



たぶん私のページなんか検索してくる酔狂な方は、ネットショッピング目的ではなく

手作りしてみたいと思っていらしてるんじゃないかと勝手に推測しました。

ダブルコームって、ウェブ上であんまり作り方載ってませんよね。

なので、ほんっとに自己流なんですが、載せたらちょっとは役に立つかもと思い、書いてみます。

今は新規に作るひまがないので、できるだけイラストと言葉で説明…


ベーシックなデザインだと↓こんなのになります。


 

これは練習用に作ったもの。
じゃらじゃらしてるのが好みなんですが、これはこれで普段使いしやすい。


材料

☆ヘアコーム(歯が20本のもの)…2つ

貴和製作所で15本のしか売ってなかったんですが、20本がおすすめです。

15本だと小さすぎ。

                                                                                                                                  

☆オペロン(たぶん0.8mmだったかと)…3m



☆テグス(3)またはワイヤー(0.3)1.5mくらい。



あと必要な道具は、テグス針。あるとかなり便利です。

ここまでが、共通で、あとはビーズの種類を適当に選ぶわけです。



何パターンか作っているのですが、私がビーズを選ぶときの基本は


☆チェコのラウンド5㎜…だいたい100コくらい。一番たくさん使うので、やや薄めの色を選ぶ。

(写真のは、ライトトパーズあたりかと)


☆チェコのナツメ5…だいたい30コくらい。アクセントになるので↑よりは濃いめの色を選ぶ。

全然違う色を選んでもいいですが、同系色の1~2段階濃い色だと無難にまとまります。

20個パックだから1パックで済ませたいよ~」とかその辺は他のビーズを増やすなどの柔軟な対応で。



ちなみに前の記事で友人用に作ったのは、パープル系統でまとめてました。

私のはブラウン系統で。

ラウンドをクリアカラーのピンク系統にして、ナツメを不透明なグリーン系統(ターコイズ)とかにするとレトロ感が出たり。

この辺は好きに合わせてください。

ただナツメのほうを目に飛び込んできやすい色にしたほうがまとまります。


☆丸大ビーズ…300個くらい

ボヘミアンビーズが好きです。中が透けないタイプのほうが合う感じ。

テグスなんかに比べるとけっこう太い物を通すので、中が見えないほうがきれいかと。

友人のパープル系で使ったのはシルバーメタリックだった気がします。

同じビーズでもちょっと金属っぽくて、紫と合わせると高級感が出ました。

私のは中染めのゴールド系です。


☆チェコラウンド4㎜…36

中心の「伸びる部分」じゃなくて、コーム上にまきつけていくパーツです。

私のベーシックなものは、濃いめのブラウン系(スモークトパーズか何か)をひたすら片側18コずつ巻きつけてますが、

華やかにしたい場合はここに好きなパーツを好きなだけ組み込みます。

例えば、大きなパール、スワロフスキー、変わった形の大きめビーズなど。

ぶら下げるのではなくがっちり固定するわけなので、スワロだったら台座が付けられる形がいいと思います。

(つまり、台座も一緒に買っておいてね)

ここに色々な大きめパーツを入れる場合は、テグスではなくワイヤー(♯31とかでいいと思います。ビーズが通れば何でもOK)を使うことをお勧めします。













やっと、

作り方。

私の作り方は、「伸びる部分」を10本とか15本とか作ってコームに結びつけるのではなく、

コームの歯の付け根にノビロンを通して場所を固定しながら一気に長い1本の「伸びる部分」を作る方法です。

1本ずつ作ったほうが壊れた時も安心かもしれませんが、

短い「伸びる部分」を1本ずつ作るとかなりの長さのノビロンを必要とする上、

ノビロンを結ぶのはけっこうめんどくさいのでものぐさに1本にしてみました。





1.まず、オペロンの端を20㎝くらい残して、コームに巻きつけます。

コームの歯を左に向けた場合に上の歯1本目と2本目の間に巻きつけます。





2.残しておいた20㎝と結びます。

(イラストでは見やすいようにゆったり書いてますが、ぎゅっと巻いてぎゅっと結んでください。



3.ビーズを通していきます。

(ビーズの順番は後述します)





4.端までビーズを通したら、コームの付け根にノビロンを表から裏に向かって通し、
歯と歯の間に2周程度ぐるぐる巻きつけます。
一度結び、今度はコームの上からビーズを通します。
このままだと安定感ないなという感じがすると思いますが、
のちほどワイヤーで安定させることができるので大丈夫です。






5.これを12本程度繰り返します。

歯は20本ですので「歯と歯の間」は19ヶ所あるわけですが、両端は1本飛ばしにしたりして

12本で済ませます()

12本程度でちょうどバランスがいいんですよ。



注意:コームが2つとも中心を向くように作ってください。

私は最初作ったとき、誤って歯が同じ向きに並んでいるものを作ってしまいました







6.12本作ったら、最後の始末をはじめと同じようにします。



さて、ビーズの並べ方、および「伸びる部分の長さ」ですが…

最初に、チェコラウンド5㎜を9個、ナツメを3個、またラウンドを9個、という並べ方のセットを作ってみてください。

これが1本分の長さ。

これを基準にして色々な組み合わせを考えるといいんですが(だったらビーズの数を書くなって話ですよね)

両端に大きめビーズを配置し、真ん中へんは丸大を多めにするといいみたいです。

そのほうがねじって使いやすい。

並べ方パターンの一例

①チェコラウンド5㎜を9個、ナツメ3個、ラウンド5㎜を9

②丸大→ラウンド→丸大→ナツメ→丸大→ラウンド→丸大→ナツメ→丸大→ラウンド…を両端にして、真ん中に丸大を17

③ラウンド7個を両端にして、真ん中に丸大を17

④ひたすら丸大



何パターンか考えて、それを何回か繰り返すといいと思います。



で、12回繰り返したら…最初と同じ要領で端っこを始末します。



まだそれぞれの「伸びる部分」の安定感が悪いと思いますが、大丈夫です。

次は、コームの頭部分(?)にワイヤーを巻きつけていきます。





7.同じビーズを19個通す場合…

端を10㎝程度残したテグスに、ビーズを全部通します。

それをコームの頭に当て、歯と歯の間にビーズが1つずつくるように、

残ったテグスを使ってビーズ1つずつをコームに固定していきます。

その際、「伸びる部分」の上を通すと「伸びる部分」をコームに強く固定することができます。





色々なパーツを通す場合…

最初に全部通すようなことはせず、並べ方のバランスを考えながらワイヤーでぐるぐる留めていってください。

大きなパールを使うときは、穴の中をまっすぐにワイヤーを通すよりは

ワイヤーをパール→小さいビーズ(穴をふさぐ感じ)→パールに戻す みたいにしたほうが

立体感も出ていいです。

また、大きなスワロは安定させるために十字にワイヤーを通すなどしたほうがいいです。





はじっこの始末をして、できあがりです。


ん~、やっぱりイラストと言葉だと難しい…