正月休みも終わり、だんだんと日常のペースが戻ってきました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
たいして閲覧されていないブログですのであまり統計なども気に留めていないんですが、
たま~に統計を見ると、必ずヘアアクセサリーが見られているという…
友人の後頭部しか写っていないページなのでがっかりされているだろうなぁと思いつつ放っておりました。
たぶん私のページなんか検索してくる酔狂な方は、ネットショッピング目的ではなく
手作りしてみたいと思っていらしてるんじゃないかと勝手に推測しました。
ダブルコームって、ウェブ上であんまり作り方載ってませんよね。
なので、ほんっとに自己流なんですが、載せたらちょっとは役に立つかもと思い、書いてみます。
今は新規に作るひまがないので、できるだけイラストと言葉で説明…
ベーシックなデザインだと↓こんなのになります。
これは練習用に作ったもの。
じゃらじゃらしてるのが好みなんですが、これはこれで普段使いしやすい。
材料
☆ヘアコーム(歯が20本のもの)…2つ
貴和製作所で15本のしか売ってなかったんですが、20本がおすすめです。
15本だと小さすぎ。
☆オペロン(たぶん0.8mmだったかと)…3m
☆テグス(3号)またはワイヤー(0.3㎜)…1.5mくらい。
あと必要な道具は、テグス針。あるとかなり便利です。
ここまでが、共通で、あとはビーズの種類を適当に選ぶわけです。
何パターンか作っているのですが、私がビーズを選ぶときの基本は
☆チェコのラウンド5㎜…だいたい100コくらい。一番たくさん使うので、やや薄めの色を選ぶ。
(写真のは、ライトトパーズあたりかと)
☆チェコのナツメ5㎜…だいたい30コくらい。アクセントになるので↑よりは濃いめの色を選ぶ。
全然違う色を選んでもいいですが、同系色の1~2段階濃い色だと無難にまとまります。
「20個パックだから1パックで済ませたいよ~」とかその辺は他のビーズを増やすなどの柔軟な対応で。
ちなみに前の記事で友人用に作ったのは、パープル系統でまとめてました。
私のはブラウン系統で。
ラウンドをクリアカラーのピンク系統にして、ナツメを不透明なグリーン系統(ターコイズ)とかにするとレトロ感が出たり。
この辺は好きに合わせてください。
ただナツメのほうを目に飛び込んできやすい色にしたほうがまとまります。
☆丸大ビーズ…300個くらい
ボヘミアンビーズが好きです。中が透けないタイプのほうが合う感じ。
テグスなんかに比べるとけっこう太い物を通すので、中が見えないほうがきれいかと。
友人のパープル系で使ったのはシルバーメタリックだった気がします。
同じビーズでもちょっと金属っぽくて、紫と合わせると高級感が出ました。
私のは中染めのゴールド系です。
☆チェコラウンド4㎜…36個
中心の「伸びる部分」じゃなくて、コーム上にまきつけていくパーツです。
私のベーシックなものは、濃いめのブラウン系(スモークトパーズか何か)をひたすら片側18コずつ巻きつけてますが、
華やかにしたい場合はここに好きなパーツを好きなだけ組み込みます。
例えば、大きなパール、スワロフスキー、変わった形の大きめビーズなど。
ぶら下げるのではなくがっちり固定するわけなので、スワロだったら台座が付けられる形がいいと思います。
(つまり、台座も一緒に買っておいてね)
ここに色々な大きめパーツを入れる場合は、テグスではなくワイヤー(♯31とかでいいと思います。ビーズが通れば何でもOK)を使うことをお勧めします。
やっと、
作り方。
私の作り方は、「伸びる部分」を10本とか15本とか作ってコームに結びつけるのではなく、
コームの歯の付け根にノビロンを通して場所を固定しながら一気に長い1本の「伸びる部分」を作る方法です。
1本ずつ作ったほうが壊れた時も安心かもしれませんが、
短い「伸びる部分」を1本ずつ作るとかなりの長さのノビロンを必要とする上、
ノビロンを結ぶのはけっこうめんどくさいのでものぐさに1本にしてみました。
1.まず、オペロンの端を20㎝くらい残して、コームに巻きつけます。
コームの歯を左に向けた場合に上の歯1本目と2本目の間に巻きつけます。
2.残しておいた20㎝と結びます。
(イラストでは見やすいようにゆったり書いてますが、ぎゅっと巻いてぎゅっと結んでください。
3.ビーズを通していきます。
(ビーズの順番は後述します)
4.端までビーズを通したら、コームの付け根にノビロンを表から裏に向かって通し、
歯と歯の間に2周程度ぐるぐる巻きつけます。
一度結び、今度はコームの上からビーズを通します。
このままだと安定感ないなという感じがすると思いますが、
のちほどワイヤーで安定させることができるので大丈夫です。
5.これを12本程度繰り返します。
歯は20本ですので「歯と歯の間」は19ヶ所あるわけですが、両端は1本飛ばしにしたりして
12本で済ませます(笑)
12本程度でちょうどバランスがいいんですよ。
注意:コームが2つとも中心を向くように作ってください。
私は最初作ったとき、誤って歯が同じ向きに並んでいるものを作ってしまいました
6.12本作ったら、最後の始末をはじめと同じようにします。
さて、ビーズの並べ方、および「伸びる部分の長さ」ですが…
最初に、チェコラウンド5㎜を9個、ナツメを3個、またラウンドを9個、という並べ方のセットを作ってみてください。
これが1本分の長さ。
これを基準にして色々な組み合わせを考えるといいんですが(だったらビーズの数を書くなって話ですよね)
両端に大きめビーズを配置し、真ん中へんは丸大を多めにするといいみたいです。
そのほうがねじって使いやすい。
並べ方パターンの一例
①チェコラウンド5㎜を9個、ナツメ3個、ラウンド5㎜を9個
②丸大→ラウンド→丸大→ナツメ→丸大→ラウンド→丸大→ナツメ→丸大→ラウンド…を両端にして、真ん中に丸大を17個
③ラウンド7個を両端にして、真ん中に丸大を17個
④ひたすら丸大
何パターンか考えて、それを何回か繰り返すといいと思います。
で、12回繰り返したら…最初と同じ要領で端っこを始末します。
まだそれぞれの「伸びる部分」の安定感が悪いと思いますが、大丈夫です。
次は、コームの頭部分(?)にワイヤーを巻きつけていきます。
7.同じビーズを19個通す場合…
端を10㎝程度残したテグスに、ビーズを全部通します。
それをコームの頭に当て、歯と歯の間にビーズが1つずつくるように、
残ったテグスを使ってビーズ1つずつをコームに固定していきます。
その際、「伸びる部分」の上を通すと「伸びる部分」をコームに強く固定することができます。
色々なパーツを通す場合…
最初に全部通すようなことはせず、並べ方のバランスを考えながらワイヤーでぐるぐる留めていってください。
大きなパールを使うときは、穴の中をまっすぐにワイヤーを通すよりは
ワイヤーをパール→小さいビーズ(穴をふさぐ感じ)→パールに戻す みたいにしたほうが
立体感も出ていいです。
また、大きなスワロは安定させるために十字にワイヤーを通すなどしたほうがいいです。
はじっこの始末をして、できあがりです。
ん~、やっぱりイラストと言葉だと難しい…